優良企業

■「小説 体脂肪計タニタの社員食堂」(田中大祐著、角川文庫、2013年)を読む。
 タニタの社員食堂のことは、知っていた。この本は、映画の原作であった。こういう形で紹介されると面白い。単に、カロリーの低い食事を出している食堂というイメージであったが、主人公の栄養士の奮闘ぶりが良く分かる。DVDがあったら借りて見たいと思った。

■優良企業
ある記事からの抜粋である。
 「決して甘い言葉で、使い捨て要員を誘い込もうとはしない。飲食業界の仕事の厳しさと、同社独自のチャレンジを要求する厳しさを伝え、軽い気持ちやミスマッチで入社しないようにしている。
この姿勢こそ、「こんなはずじゃなかった…」という不本意な人を出さないために大事なことである。往々にして、そんな甘い意識を持った者が「あの会社はブラックだった」と噂を流すのだから。
もちろん、これらの特徴は他の業界から見れば、本来的には至極できて当たり前レベルかもしれない。しかし、飲食業界でもこれだけのことができるのだから、他の業界でも工夫すれば働き方のスタイルを変えていくことは可能なはずだ。
社員を大切にする会社なら、社員側も会社を大切にする。」