会社勤めの方がリスクが高い

■「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」(アンドリュー・カウフマン著、田内志文訳、東京創元社、2013年)を読む。
 これは、童話か推理小説か良く分からなかった。銀行へ行って強盗に大事なものを差し出し、その後異変が起こる。ナンセンスを売り物にしている作品であれば素晴らしいと思った。

■会社勤めの方がリスクが高い
日経新聞からの引用である。
 「起業はリスクが高い、といわれるけど全然そんなことない。会社に勤めなくても生きていけるわけだから、サバイバル能力が高くなるし、むしろリスクは低いと思う。
 就職した先がブラック企業というリスクもある。1つの会社に長くいれば安心かというと、その会社でしか使えないスキルを身につけるのはむしろ怖いことだと思います。外に出ても通用しませんから。会社の寿命なんて35年程度なんだし、会社より自分の方が長く生きることだってある。1つの会社に勤め続ける方がリスクが高い可能性もあると思います。
 公務員が安定しているという人もいますが、じゃあデトロイトに行ってみようよ。いつ日本がデトロイトになるかわからない。
 日本は失敗すると再起しづらい、というのも思い込みだと思います。起業経験のある人は大きな企業の新規事業などで引く手あまたです。僕のベンチャー時代の友人もそうです。ベンチャー企業をつぶしたって、今は大企業のデジタル部門のトップだったりするんです。だから失敗した経験というのは無駄にはならないと思います。」

■しいたけ
 先週の土曜日にもらったシイタケ床が成長した。今日の鍋物にさっそく登場した。なんといっても風味が違う。まだまだ、たくさんある。物々交換でもしたいくらいだ。