緑の壁

■緑の壁

◎目の前に立ちはだかるはグリン壁   禅智  
 通りを歩いていると、何か圧迫感を感じた。目の前に異様な風景が映る。近くの工場の周りに立っている樹木の葉が隙間なく生い茂り一面緑の壁になっている。つる植物もかなり上まで伝っているではないか。これには圧倒されたなあ。

■「㈱貧困大国アメリカ」(堤 未果著、岩浪新書、2013年)を読む。
 昔から日本の将来を知るにはアメリカを見ろと言われている。将来の日本の姿であろうか、寒気がしたものだ。
「八大低賃金サービス業(ウエイター・ウエイトレス、レジ係、小売店の店員、メイド、運転手、調理人、用務員、介護士)」
「公共サービスの民営化がもたらすものは、さらなる二極化と貧困の拡大だ。」