涼風

■涼風
◎南風瞳閉じれば初夏の頃    禅智
 今朝も気持ちのいい天気だ。まるで初夏を思わせるような気候になった。風がいい。そよ風よりも強く、薫風というにはまだ早い。風を受けて目を閉じる。いつまでもそうしていたい衝動が走る。
 こういう日に歩いていると、風に関する歌が自然に出てくる。歌詞を全部覚えているのはなく、いつのまにかラララ〜に変わってしまう。
 昨日は22時前には眠っていたと思う。これも何かの前兆のサインであろうと考えている。そのためか携帯目覚ましのセット時刻前に自然に目覚める。これは早起きということではなく、血圧が高いためであろう。体調(肋間神経痛)は依然と悪い状態が続いている。

■「日本の樹木」(舘野正樹著、ちくま新書、2014年)を読む。
 写真が多くありがたかった。
「ヒノキ 檜、クロベ 黒檜、アスナロ 翌檜」
「〜人工林では人間による間引きが必要だ。これを行わないと、光をめぐる個体間の競争が激しくなる。競争が激しくなると、幹の肥大よりも伸長成長が促進される。」
「モミ・・・・1000m〜1500m付近にはウラジロモミジ、1500m以上ではシラビソ」
「細胞外凍結がおきると細胞から水が外へ出て行く。この水が凍ると、さらに水が出て行く。こうして、細胞の中の物質の濃度はどんどん上昇し、さらに凍りにくくなる。」
「ゴヨウマツ(ヒメコマツ)〜寡雪地にはヒメコマツ、多雪地の尾根にはキタゴヨウ(北五葉)〜キタゴヨウの矮性型がハイマツ(這松)であり、〜キタゴヨウとハイマツの雑種がハッコウダゴヨウ(八甲田五葉)である。」
「マツはそれを可能と思わせるくらい多くの油分を含む。」
スダジイといえば、まずドングリのおいしさだ。」
「葉柄のあるコナラと葉柄のないミズナラ