青い山

■青い山
◎山の峰青みを湛え威厳立つ    禅智
 プログを見ていただいている鳥に詳しい「ゴウトさん」より、先日の鳥について「ムクドリ」「ハクセキレイ」と教えていただいた。感謝である。こっちは、図鑑を見ても分からないという状態である。まだ、ハードルは高い。
 今朝は、肌寒かった。空全体に曇が広がっている。太陽は雲越しに照っている。さて、
日陰の道で行こうか、日向の道を行こうかと少し迷う。最初は日陰の道で行っていたが信号が変わったタイミングで日向側に変更した。
 山は青く整然と威厳を保っている。通常は、山の稜線に雪を頂いているが、今年は5月の天気が良く稜線に雪はなく珍しい年の様だ。
 帰りに田圃の横を通るが、驚いた。つい数日前は、張ってある水に漂うように植わっていた稲が、どっしりと数株にも増えて立っているではないか。「いいね〜」とは、知人のTさんの言葉である。これを翻訳すると「い、稲〜」というオヤジギャグになる。久しぶりに笑わせてもらった。こういう、下らないのイイネ〜。

■「知の孤島」(小前 亮著、光文社、2014年)を読む。
 はらはらどきどきと面白く時間を忘れて読みふけった。勧善懲悪がいい。入学金の多さで入学を決める大学、すべてが無料になっている島の孤島にある大学、自殺者が多い大学、研究成果を金に変えるということで、普通であろうと思うが、軍事関係だったりと構成が素晴らし内容であった。その中でも、男女関係人間関係が描かれており、力作である。
 著者の出身はやはり東大であった。