春の嵐

春の嵐
 昨日から天気予報は、雨風を伝えている。マイカーを持たない人間にとって、風は大敵である。それは、傘が壊れるからである。こんな日は、外出しないに限る。神様がくれた休日ということにしておこう。 まるで台風並みである。
 しかし、寝てばっかりもいられない。午前中は、溜まっていた写真で図鑑を更新する。これが、ライフワークになるかどうか分からないが、嫌になるまでは続けようと思う。
 本も読んでいたが、内容が重いので睡眠薬代わりになってしまった。
 昼は、家人が置いていってくれた「お泊りパン」を3つ食べ、おかずは自分で作りまた眠る。
 昨日不在にしていたが、自宅の裏の空き家に新しい人が越して来て、引っ越しの挨拶のお手紙とお菓子をいただいたものだから、返事の便りを書く。歩けば数歩の距離であるが、顔を洗い、歯を磨き、髭を剃り、着替えて郵便受けに封書を入れる。
 読む本が無くなったが、慌てて図書館には行かない。明日で十分である。眠ることによって明日への活力がみなぎってくる。明日できることを今日するな!という格言もあったような、間違っているような。どうでもいいことである。
 もうすぐ、夕飯である。食べてからまた眠る予定である。
 先日ねいの里で撮ったエナガの写真である。

 ルリタテハという蝶の写真を見たが、羽が閉じていたので、ヒオドシチョウと区別がつけられなかった。図鑑も買ったことだし、今年度は、昆虫に力を入れよう、かなあ。

■「心臓の声を聴け」(ミミ・ガルネリ著、創元社、2011年)を読む。
「〜仕事を引退したらとたんに、それ以上病状が進まなくなったのである。これなどは、いかに仕事のストレスが病気の発生に影響しているかの証であろう。」
「〜心の平穏と心臓は大変に深い関係にある〜」
「地域社会の中にいる感覚は、心臓にとってとても良い環境だ。」
「〜寿命を延ばしたが、同時に死を長引かせた。」
「緑の野菜とオメガ3の脂肪酸、つまり天然の鮭や鱒(マス)をたっぷり食べる〜」
「ストレスは心臓病にとって、高血圧に匹敵する危険因子である」
「〜心臓が病気だと言われたらどんなに恐ろしいことか〜」
「彼は自ら重い責任のある立場を去った。」
「〜皮肉趣味や敵意というものが、心臓血管疾患の危険性を高めている最大の要因だ」
「医師が患者の話をよく聞けば、臨床結果も良くなる〜」
「〜心臓病に関して主治医に冷淡に予後を告げられて〜気力はくじかれ、深い苦悩があふれ出ていた。」
「医師は、彼の希望を奪い、消し去るという、許されざることをやって来たのだ。」
「人間の文化は、話をするという伝統に根ざしている。」
「冠動脈疾患は、肉体的、精神的、感情的な病だ〜」
うつ病と心臓病に強い関連がある〜」
「特に心臓病では、楽観主義と死に至る危険度の低さは関係している。」
「感謝の気持ちは、健康や幸福にとって絶対不可欠で有益なもの〜」
「恨みを持つことは血圧を上げ、心臓血管疾患につながり、免疫力を抑制してしまうホルモンの増加を引き起こす。」
「〜天使が見えるということは、〜もうすぐ死ぬという意味です〜」
「ほとんどすべての医師が、通常の科学では説明不能な不思議な出来事を山ほど見てきている。」
「祈りを受けた患者は、受けなかった患者よりも生存率が高く、病状が悪くなりにくく、回復もより早かった。」
「人は失意で死ぬ」
「素因は運命ではない。」
「人生は長いと思い込んでいる人がどれほどいい加減に無頓着に生き、時間を浪費するかと。」
「心臓の拍動の一つ一つが、脳やその他の臓器に複雑な信号を送っている」
「ストレスが、ストレスホルモンを分泌することで心臓血管システムに影響を与える〜」
「自分を癒すのは自分次第だ」
「21世紀においても、診断の80から85パーセントは患者の話の中にある。」
「〜心不全はよくある状態で〜死の宣告ではない。」