読書

■読書
 今日も天気が良かったが、たまには体を休めないと持たないと考え、休養日にすることで考えていた。しかし、暑くなるにしたがって涼しいところへ行きたいと、自家用車で上市の山へ向かう。山と言っても登山はしない。スリッパ履きである。
 野鳥は、ホオジロヒヨドリ、カケス、ムクドリといつもの野鳥であったが、だいぶ遠かったがひときわ、仰々しく鳴いている鳥がいた。オオヨシキリである。

 昆虫も3種類ほど見たが、撮れたのは一枚だけであった。
 ウスバアゲハ(別名、ウスバシロチョウ

 それから、ゆっくり読書である。いい天気であったが冷房の効いたところでゆっくりと本が読めた。まったりとしたいい日であった。

■「弱さの思想」(高橋源一郎+辻 信一著、大月書店、2014年)を読む。
「弱き者が世界を受け継ぐ」
「成長をいつどこで止めるかを心得ている」
「効率的な社会、均質な社会、弱さを排除し、強さと競争を至上原理とする社会は、本質的な脆さを抱えている。」
「子供は大人の親である」
「つまり死は、肉体的に死ぬっていうことじゃなくて、次の世代に何かを渡すっていう意味だろう〜」
「失うことこそが得ることである」
「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」
「〜勉強のためには本を読むだけでは足りないから、動き回って見続けなければならない」
「困難の中にはいつも可能性がある」
「他に行き場がない、というのはここに来る良い理由だ」
「〜完全な管理は恐怖と抑圧がなかったらできない〜」
「〜どうせ忘れることを時間をかけて覚える。究極の無駄をする。」
「無知こそが希望だ」
「〜考え方は人口減少と高齢化を受け入れる」
「非競争の思想」
「自由の風は冷たく厳しい。社会が与えてくれる保護の衣を脱ぎ捨てた時、わたしたちは、初めて、自分がそんなにも弱かったことを思い知る。」