失業認定

■失業認定
 雇用給付金をもらうために、4週間に一回、就業していないことと就職活動の証拠を持って認定してもらわなければならない。
 朝8時半〜9時が自分の時間である。このため、5時半に起床し6時半には自宅を出る。歩いても1時間ほどであるが、せっかくなので野鳥観察もしながら遠回りで行くためだ。南風であったが、適当に涼しく天然の扇風機であった。
 最近なかなか鳥果が得られない。朝は、シジュウカラカルガモムクドリハクセキレイのみであった。
 ツバメが地上すれすれに飛んでいる。これは、雨の予報だったかな?
 手続きは直ぐに終わるが精神的に疲れる。疲れたら休めばいい。家人は同級生の葬儀で朝からおらず、自宅の部屋を喫茶店仕様にして本を読んでいたが、すぐに眠ってしまう。天気も良くないし、これはこれでいい。
 家人は葬儀の後、職場へ直行するものと考えて来たが、いったん帰宅したので、職場へ送って行く。その後、涼しいところということで、猿倉山展望台へ向かう。
 雨は小降りであったが、車内に入り込まないように、野鳥の声も聞こえるように待ちながら読書タイムである。
 ヒヨドリカワラヒワメジロが撮影できた。
 帰宅時刻が近づいたので寺家公園経由で帰る。
 駐車場でカッコウが撮れた。どうして、カッコウが分かったかということは秘密である。メールをいただければお教えします。
 カッコウ(図鑑登録) 逆光であった。

 順光側で撮ったが、羽が見えていない。

■「世界をこの目で」(黒木 亮著、毎日新聞出版、2015年)を読む。
「定年も隠居もなく一生働き続ける」
「続けることが力になるのだ。」
「アイデアを湧かせるためにも、労をいとわず歩くようにしています。」
「旅に出るのが億劫になったら、作家を辞めるときだと思っています。」
「〜家に居場所がなさそうなおじさんたちが、平日の昼間から無料の時間つぶしの手段として新聞や雑誌を読みに来て、閲覧室が混み合ったりしている。」
「私は見えるもの、聞こえるもの、匂いがするもの、すべてを書き留めるべく、シャープペンシルを走らせる。」
「どんな逆境でもくじけることなく、人をうらやむことなく、いつも謙虚で、いつも笑って 家族を大切にし 自分に厳しく 人に優しく 信じた道をひとすじに 西山弥太郎のように生きよう」
「西山の人生は、実に六十歳近くまで苦難の連続だったが、それを不屈の闘志と使命感で乗り越えて行った。」
「彼が他の経営者とまったく違うところは、従業員に対して限りない敬意と愛情を抱き、それを形に表していた点である。」
「〜西山は決して相手の人格攻撃をせず、あくまで仕事の内容について叱った〜」
「名誉を求めず質素な暮らしに徹した」
「〜会社を私物化するなどという発想は皆無で〜」
「人はなにかを選択するとき、自分の意志で選び取ったと思うけれども、大きな運命に導かれて、想像すらしていなかった長い道のりを歩まされることもある」
「若い頃流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる」
「勝と思うな、思えば負ける。負けると思えばなお負ける。」
「過ぎたるは及ばざるよりなお悪し」
「天才は有限だが、努力は無限の力を引き出す」
「彼には、心に余裕をもって生きることの大切さを教えられた。」
「なかなか上手く書けなくて、二十回以上書き直すこともある。」
「人生に魔法はない。」
「〜アルバイトは時間の切り売りでしかない〜」
「〜金を貯めるより、金を稼げる能力を磨くことが資産になる〜」
「豊かな自然環境の中にいることは、生活の質を五割か十割り増しにすることだと思う。」