家族旅行村

■家族旅行村
 久しぶりに休みである。家人も休みで午前中は車が使えない。なんと、朝刊に近くのケーキ屋さんのチラシがあり買いに出かけたのであった。帰宅後確認すると、いつもながら自分の分はない。たまには、甘い物も食べたいなあ。
 しかし、今日は暑い。昼近くから車が使えたので避暑で称名滝へ行き木陰の涼しいところで青空喫茶もいいかと出かけた。昼は、自分では気に入っているアルペン村でとる。
 ここは、150円で大きな皿にサラダが入れ放題である。うどんも値段の割には腰があり、贔屓にしている。こぼれんばかりの野菜サラダにコマドレをドバドバッと掛けて、箸でほおばる。まもなく、うどんが出来上がる。スープも無料で飲める。ファミレスよりはいい。
 称名滝に向かって車を走らせる。しかし、途中もよおして来てしまった。そこで、家族旅行村のトイレで用を済ませる。野鳥が濃い。
 そこで、予定を変更してここの木陰にしようとペットボトルと本一冊をリュックに入れる。ベンチもたくさんあるのでいい。しかし、野鳥が濃い。猫の鳴き声のような声が3か所から聞こえる。たぶんカラスであろうと思うが初めての声である。
 カケスがいるし、聴いたことのない声もある。自然に野鳥観察になる。時間はあるので出てくるまでゆっくり木陰で待つ。涼しくていい。
 突然、スズメよりも小さな鳥が木を渡る。渡り先の近くまで歩く。しかし、すぐに別の木に渡られた。ここで、辛抱比べである。そうしている内に、向こうの方できれいな声がするので、諦めた。
 確認できたのは、カワラヒワシジュウカラヒヨドリイカルであった。

 昆虫もベニシジミなどに出会えた。
 これは図鑑に載っていない。また、気長に調べよう。

 時間はあるので、ポッポッポッポッと鳴いている方に向かう。ツツドリだろうと思う。しかし、途中でカケスの声も入る。こっちは近そうなのでカケスタイムに突入する。留まっているところを確認する。カメラを向ける。飛んだ!行き先を目で追う。近くの木なので急ぎ足で向かう。しかし、木の中の繁みに隠れて今日も駄目であった。しかし、カケスとの距離は確実に近づいていることを感じる。
 この時期にしかで出会えないような樹木も少し撮る。
 オニグルミ(図鑑登録)
 
 クリの花(図鑑登録)

 帰りは、誘惑に負けてかき氷を食べてしまった。たまには甘い物もいい。

■「エッセイをどう書くの?こう書いた!」(辻 真先著、展望社、2015年)を読む。
「一に書くこと、二に書くこと、三、四がなくて五に書くこと。」
「〜作家の小品をいくつか選んで、書き写してください。」
「〜オリジナルな文章を書いたら、それを声をあげて読み上げてください。」
「理想をいえば自分で推敲する場合、書いたあとひと月くらいたってからがよろしい」