吉峰山

■吉峰山
 朝方は細かい雪が降っていたので山へはいけないかと思っていたら、曇りになった。西の空を見ると青空が見えた。これは2時間以内に晴れると確信し、車を走らせる。場所は、運転しながら考える。前回上市に行ったので今日は立山町か、そうすると吉峰山、尖山、来拝山ぐらいだろう。新雪が降った後に日差しが出ると樹木の上に降り積もった雪が溶けて雨のようになるので、日差しが出る前に終えることができる吉峰山に決めた。自宅から30分ほどで行ける。
 野鳥も啼いていたが、撮影はなかなかかなわない。ここは樹高が高いので遠くなってしまう。かろうじてコゲラを撮る。アオゲラのような声もしていた。

 今朝降った雪が表面を覆っており、一番乗りのため新雪の上を歩いているような気になる。反面、トレースを外すとストンと50cmほど潜ってしまう。

 マルバマンサクが咲いていないか見ながら行ったが山ではまだ先のようだ。剪定できそうな樹木を眼で選定しながら歩いた。初鳴きも聞こえない。頂上の塔をしたから撮る。

 展望塔の上から撮る。ヤバイ!青空が迫ってくる。

 この後は尾根道になるが、日差しが来る前に樹林帯を抜けたかった。途中で道が分からなくなる。こっちの方はあまり歩かれていないらしい。よくごぼる。新雪がトレースをかき消していた。迷ったらそれまでよ〜ッと。

 野鳥観察所に着いたので道は合っていたようだ。カケスが近くで鳴くが姿は見えず。

 日差しが出て来た。青空である。今日のような日は、午後から登ればいいのだ。

 林道に着いた。名前のあるモノを撮っておこうと源泉小屋を撮る。

 気温が上がってきたからなのか、野鳥の声がけたたましい。カワラヒワを撮ったが遠すぎて没。先日きれいな声と思ったのはカワラヒワであったようだ。
 少しは汗が出たようだ。途中でマフラーを取った。
 下山後、スーパー銭湯でゆっくり疲れを癒す。貸きりの山はいい。