■呉羽山バードウォッチング
今日は、加入している鳥の会の行事である。実は昨年も企画されたが大雨で中止になったことがあった。私は、例によってこの機会を利用して朝錬であった。しかし、高校生7人の集団が大きな声でしゃべっているので集中できず30分以上前に着いてしまった。集合場所は8時30分にならないと鎖が開けられないようなので、車を停められる場所で休息する。気が付いたら1分前で慌てて集合した。
天気もいいのか、15番目で受付する。知らない方が多かった。当番のOさんから、基本的な話とスマホを活用した鳴き声の紹介があった。
ヤブサメも入っているが、年齢を重ねるとこの周波数帯が聞き取れないという話が面白かった。
コースは野鳥の会が毎月実施しているコースと同じということのようだ。
キビタキの声があちこちで聞こえるも、カエデ類も葉を茂らせており、なかなか見ることができない。何名かは撮影に成功されたようだ。
参加者に生き字引のような方がおられ、植物の解説をされるので、どうしても下を見ながら歩くことも多いが、野鳥は上である。上を見たり下を見たりと結構忙しい散策になった。
蝶を見つけた。ダイミョウセセリである。
自然解説も入っての充実したバードウォッチングになった。
これは、外来種のキバナツルオドリコソウということであった。
しかし、詳しい方である。こういう方を解説員と呼んでいいと思う。数は少ないが、解説すると称して、指示代名詞を主語にする方がいる。例えば、これは何々です。それは、何々ですと植物の名前しか言われない。どんな考えがあってもいいと思うが、自分の中では、こういうのは解説とは言わない。図鑑を持って自分で回った方がよほどいい。これが、力量のある解説員の場合は、主語は植物の名前になる。例えば、このクロモジの木は〜という風である。自分もこういう風になりたいと思うがなかなかそこまで行かない。そのため、解説活動は休止中である。
自分もブログに載せる場合は、図鑑で確認するようにしているが、この草は図鑑にすら載っていなかった。
野鳥が濃いがなかなか撮れない。メジロの群れがせわしない。何とか一羽撮る。
そして、これはハコネヅルというが、これも図鑑にない。
そして、驚きはヒメグルミの実である。これは珍しいという。自分は初めて知った。きちんと割れているのはリスなどで、かじってあるのはアカネズミの仕業である。これは知っていた。
樹は大きくなり過ぎて詳細は確認できなかったが、呉羽山は侮れない。タンポポもエゾタンポポらしいいわゆるニホンタンポポが咲いている。
今の時期、フジの花が美しくていい匂いである。ノダフジかヤマフジかは自分には判断できずであった。
参加者のDさんがヤブサメの声を確認したが、自分には分からなかった。あんなにはっきりと聞こえるのにとつぶやかれたが、さっぱり聞こえない自分がいた。
参加者は16名で鳴き声も含めて確認できた野鳥は、トビ、キジバト、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハジボソガラス、ハジブトガラス、カルガモ、チュウサギの22種であった。
午後からは車が使えないので、いったん帰宅し、徒歩で昨日オープンした駅前のビルに向かう。
昼時間なのでラーメン屋さんを物色した。行列である。しかし、ブラック系なのでちょっと気分でなかった。牛丼屋さんも復活したのでこっちにしたら、サービス券がもらえた。
神社もあったね。
午後で往復8km歩いたので結構疲れた。湯船に入り少し眠る。