坊主

■坊主
 天気は良かったが気温が高い。里山登山も梅雨時で終わりだろう、などと考える。家人も休みで車が午前中だけ空いている。新しい野鳥との出会いを求めて、海岸に向かう。いつもは、時間が遅いと思うので8時前に家を出る。岩瀬浜では、既に釣り人が数人竿を出している。こういう生活もいいかなあ。しかし、釣りまでは手が回らない。
 ウミネコ、ウミウ、トビ、ヒヨドリのみであり、新しい野鳥との出会いは無かった。風は風速10m以上あり、立っているだけで気持ちが良かった。
 続いて、水橋のフィッシャーマンズワーフに車を走らせる。ここにも、釣り人が数人いる。ハクセキレイしか見なかった。
 結局、出会いは無かった。鳥果という言葉があるかどうか分からないが、それもない。簡単に言えば、釣り用語で坊主というのだろう。
 夕方、呉羽山に向かう。ウグイスがすぐ近くで鳴いているが、もういい。こっちも寂しい限りである。エナガの群れが来ていたので撮る。


 羽の形からはタテハチョウの仲間であろう。見えている部分から推測するとルリタテハが近いようだ。(図鑑登録)

 先日から、過去の登山記録を見直し、図鑑登録に使える写真がないか整理している。なにせ、この時代は全てデジカメなので品質は期待できないが、図鑑更新前提で探す。驚いたことに、イワヒバリを撮っていた。記録では、なにやら見たことのない鳥となっていた。(図鑑登録)

 整理していた思い出したことがあった。もう6年前である。ライチョウにたくさん出会えたので、自然保護センターで価値のある写真を聞いたことがあった。これが、先輩ナチュラリストの方々とは当時知らなかった。その時に、白いライチョウや砂浴びをしているライチョウなんか珍しいと聞いたような気がして毎回挑戦していたようだ。当時は、毎月立山に登っていたと思う。(図鑑登録)

 
 これからは、登山の舞台は高山帯になろうが、どうせ梅雨時期ということもあり健診結果が出るまでは自粛しようかと考えている。しかし、天気予報で晴が続くようなら低い山なら歩いているだろうか。こればっかりは、気まぐれで実施しているのでどうにもならない。