まとめ

■まとめ
 これまでの授業の形式は、講義を行い、先生が見本を見せ、各自実施するというやり方であり、大変分かりやすいと思っている。
 しかし、雪吊りは、講義の部分がないも等しかったのでないものと考えていたが、なんと「まとめ」と称してDVDによる解説と講義があった。
 雪吊りでは、芯木吊りがあるが、通常の丸太、丸太をつなぐ方法、竹と習った。また、樹木も通常の樹に加えて、樹冠が樹高より広い樹の方法や門被りの松のように斜めになっている樹の雪吊り方法を習った。
 また、幹吊りという技法も実施した。角度を合わせることが難しかった。
 雪囲いは、①添竹しぼり、②縄締め付け、③三又〜八又しばり、④三又縄吊り、⑤四又結び、⑥コモの保温囲い、⑦わら保温囲い、⑧棚もの、⑨両ばさみがあった。
 樹木だけでなく灯篭にも雪囲いすると分かり驚いた。凍裂防止という。
 この雪吊り、雪囲いに必要な技術がロープワークで、男結びが4種類ほど、巻き結びが横4通り、縦4通り、もやい結び、輪つぶしを習ったが消化不良である。
 縄をつなぐ方法は、本結びと編み直しで、編み直しはまだ練習が必要である。
 雪吊りの頭飾りは、6通り紹介されたが、2種類のみ対応可能である。
 また、わらを用いた頭飾りには、鳥、シャチ、王冠、まとい、わらぼっちがあるが、今後練習するという。
 今日で、ひとまず雪吊り・雪囲いは終わると聞いていたが、これは基礎編が終わるに過ぎず、今月末から校内のすべての樹木に対して実施するということが分かった。
 縛りが今一つ不安なので、先生に許可をもらって、竹2本と縄を持ち帰った。ゆっくりと原理を解明したい。これが分かれば押さえる場所や緩む理由が分かるので一定の品質が確保できるだろう(と、思っているが・・・・・)

■「アンブラッセ」(阿刀田 高著、文芸春秋、2015年)を読む。
「アンブラッセは、“抱擁する”だわ」
民俗学で言う“まれびと”。どこかからやって来て幸福を授け、間もなく消えていく神様」
「弟が兄が亡くなり兄嫁と交わる制度のことーーーーレビレート婚〜」
「〜人は悲しむよりほかにない。強く生きる力は萎えていた。」
「充分な配慮がほどこされていれば助かる命ではなかったのか。」
「小説家なんて、どこかで悪魔と取引きをしなくちゃやれない仕事だ。」
「〜事実とはちがうことを覚えていたりして・・・・・。」
「人間の記憶はどんどん変わるものなんだとか。」
「夢は、その睡眠の前十数時間に頭をかすめたこと、それが現れる。」(フロイト
フロイトは〜夢そのものを支配するモチーフは過去の抑圧であるとしている。」
「日本の・・・・三途の川では銭六文。」
「長く生きていれば、人に恨まれることくらい、だれだってあるでしょう。」