ナチュラリスト研修会

ナチュラリスト研修会
 今朝は4時起きでエイジレス研修会のレポートを書いていたので、ナチュラリスト研修会へ歩いて行くには起きるのが遅かった。そこで、県民会館まで家人に送ってもらう。
 少し時間があるので、恒例の美術鑑賞と企画展に顔を出した。北方4島返還のイベントをやっており、署名したらトートバッグとポールペンとティッシュがもらえた。
そこで、放映されている映像を時間ぎりぎりまで見ていた。
 受付に顔見知りの26会員がいるので顔パスかと思ったら、『お名前をいただけますか?』と聞かれてしまった。自分のようにあまり活動をしていないといつの間にか過去の人になる。全部で145名参加という主催者側の発表であり、26会員はと数えたら17名ほどいたようだ。全員の顔を知らないので漏れているかもしれない。
 自分はムースさんと隣り合わせに座った。
 県庁より平成28年度の活動業務結果の報告がなされた後、研修会になった。
 講師は(株)ピッキオのスタッフである。この会社は軽井沢にあるが今年アルバイトを募集していたので応募しようかと考えていた会社である。
 タイトルは『森の自然、まもりたい、伝えたい』であったが、サブタイトルは『ガイド技術の再確認』となっていた。
1.場所  軽井沢で浅間山山麓ピッキオとはイタリア語でキツツキのこと。
2.自然ガイドの役割
  ①地域の魅力を引き出し、商品にする。⇒楽しさ、面白さ
  ②地域の魅力を伝え、その重要性を打ち出す⇒メッセージ
  ③体験して変化をもたらす⇒新たな視点
 例として、カエルに発信機を付けてその移動内容を5年間追跡した。その結果、カエルによって大きく違うことが分かり、一度に長い距離を移動するカエルはすぐに食べられることが分かった。5年間追跡できたカエルは少し移動後何日も止まっていることが分かった。しかし、冬眠前にいなくなったので発信機の電波を追跡したら木の上から発せられていた。フクロウに食べられてしまったことが分かった。
3.人を惹きつける話の技術
  経営・企画、プログラム運営、解説、安全管理、価値観
  解説の根底にあるものはファシリテーション
  会話する技術 専門性、エンターテイメント、コミュニケーション、ホスピタリティ
4.ガイド技術向上のため
  無意識⇒意識化することで、スキル化できる。
 この先生、大きな部屋であったが、マイクを使わず通る声で1時間話され、エネルギッシュであった。なお、専門はヘビということであった。
 ここには野鳥の森があり、一度は行ってみたいと考えていたが、今日の講義をを聞いて、浅間山登山と抱き合わせにしたいと考えている。誰か企画してくれないかな。
 車のフロントガラスに雨がぶつかったと思ったら、固体であった。初雪ではなかろうか。