植物判断(常緑樹)

■植物判断(常緑樹)
 午前中は、弱点補強練習に充てた。竹はなんとか段差がなく切れる様になった。回すタイミングが早すぎるようであった。だいぶ切り込んでから少しずつ回せばいいらしい。
 そして石材であった。時間を計られるようになってから指導内容が変わってしまった。水平器が中央になくても気泡が内側に入っておればいい。数ミリの差はいいから初まって、出来ないものは捨てて次へ進めという。やはり、2時間の壁が大きい。2時間に危ないのが自分を含めて3人になった。その中でも自分が一番悪い。
 午後からは、植物判断であった。前回、落葉樹の枝だけの試験をやったので、今回は常緑樹であった。午後の講義が始まるや否や全員廊下に出されて、一人ずつ順番に何も見ずに試験であった。20種が机の上に並んでいる。
 最初は、ヒマラヤスギであったが、これは銀色っぽく見えるのが特徴の一つであったが、真緑の枝であった。シラカシは一瞬迷ってしまった。普通に見る葉に比べて3倍以上あるし、葉の付き方も樫っぽくない。かろうじて、半分鋸歯があったので分かった。クロマツアカマツが出ているが良くわからない。弱ったクロマツと元気のいいアカマツのようであった。かろうじて、クロマツの袴が白っぽかったので分かった。イスノキであるが、今の季節虫食いのゴールがない。側脈が見えにくいのが特徴であったので、なんとか分かった。サンゴジュは全部の葉が病気になっており、名前が出てこなかった。次の次で思い出せた。
 結果、満点であった。
 その後、受験説明があった。明日から社内試験が始まる。自分は明後日である。
 チェック項目が50項目ほど書かれ、これに沿って採点されるとのこと。
 自分の場合はとおおざっぱで計算すると、マイナスになるのではないかと思い、計算は止めた。しかし、それが分かっても至って冷静になっている。
 この冷静さは、どこから来ているのだろうか。

■「人生とは勇気」(児玉 清著、集英社、2012年)を読む。
「知っていることに意味はない。人間にとってその先の知恵が大事。そして知識は、知恵の底辺になるものです。」
「人生とは勇気」
「作家には無限の想像力、人の心の痛みや喜びをちゃんとわかって表現できる力がある。」
「〜自分の信用を売り渡す〜」
「誰しも本当に生きているのは心の中だからでしょう。」
「最も偉大な将軍は過失の最も少ない者だ」(ナポレオン)
「勝負するという言葉を生涯口にするな」
「人生、七十五歳を過ぎるとますます後悔は深まっていく。」
「奇妙なことに人生はしばしばほんの些細なことで大きく変わる」(ジャック・ヒギンズ)
「人間は、五十歳を過ぎてからが本当の勉強の時間なのだ。そこから勉強をするかしないかで人生は分かれるのだよ」(中川一政
「僕はお墓がいらない。さぜならば、僕の書いた作品がお墓だから」(夏坂 健)