学科

■学科
 いつもは、午前と午後交互に実技と学科があるが、今日は校内試験日のため、半分が受験しており、自分たち明日のグループは終日学科になった。
○蹲踞(つくばい)(続き)
1.降り蹲踞・・・・築山などを作ってその降りたところにある。
2.流れ蹲踞・・・・川の中にある。
3.水辺蹲踞・・・・川辺にある。
4.州浜蹲踞・・・・州浜の縁にゴロタ石を敷設しその内側にある。
5.沢飛蹲踞・・・・これは、飛石から川の中にある。
6.崖蹲踞・・・・・人工の崖を作りその中にある。湧き水があれば引く。
○縁石手水鉢・・・清浄石、水汲石、水揚石、かがみ石
○石灯篭(いしとうろう)
・オリジナルを本歌、その模倣を写し、という。
・基本形・・・宝珠、笠、火袋、中台、竿、基礎
・火袋以外の部分が省略してある形を変化型
・基本形・・・春日灯篭
・変化型・・・生込み灯篭(織部灯篭、キリシタン灯篭、水蛍型、萬殊院型、朝鮮灯篭)
       雪見灯篭(基礎がなく、池や流れの縁に置かれる)
       置灯篭(竿や基礎が無い、桂離宮が本歌の岬灯篭、手毬灯篭、池のほとりや園路の脇に置かれる)
       寄灯篭(石造品の廃材を寄せ集めたもの)
       山灯篭(自然石を用いる)
       その他多数
○石灯篭を据える位置
・一つの景色として眺められるところに、2つ以上の石灯篭を立てない。
・庭の中央や景の懐の中心は避ける。
・蹲踞のそばに置く。これを鉢明かりという。
・水平が生かされる場所。
・火口は鑑賞地点に近い方向
○竹垣
1.透かし垣・・・四ツ目垣、金閣寺垣、竜安寺垣、光悦寺垣、矢来垣
2.遮蔽垣・・・・建仁寺垣、銀閣寺垣、木賊(とくさ)垣、鉄砲垣、御簾(みす)垣
3.網み組み垣・・大津垣、沼津垣、
4.枝穂組みの垣・・・竹穂垣、桂垣、蓑垣、松明垣、柴垣
5.袖垣

■「無名人のひとりごと」(永 六輔著、金曜日、2013年)を読む。
「〜いい年の取り方をするのだったら、いい医者を探しておかなければだめです。」
「〜便利になって不便になったことが沢山あったことを忘れないでほしい」
「貧乏なんてするもんじゃありません。貧乏は味わうものですな」(古今亭志ん生