■雪
 昨日から引き続いて雪が止まない。歩道の上は50cmほど積もっておりラッセル状態であった。登校後、自分のやった雪吊りの状態を調べる。大丈夫のようだ。
 寒いのと冷たいのでやる気が出ない。
 大雪の峠は過ぎたようなのでもう少しの我慢と自分を励ます。

■「過去をもつ人」(荒川洋治著、みすず書房、2016年)を読む。
「本を読むとは、自分の頭ではなく、他人の頭で考えることだ。たえず本を読んでいると、他人の考えがどんどん流れ込んでくる。」(ショーペンハウアー
「自分の頭で考える人にとって、マイナスにしかならない」(同)
「学者、物知りとは書物を読破した人のことだ。だが思想家、天才、世界に光をもたらし、人類の進歩をうながす人とは、世界という書物を直接読破した人のことだ。」(同)
「ともかく自分の頭で考えられない人は読書などしてはならないのだ。」
「いつの時代も大衆に大受けする本には手をださないのが肝要。」
「読書そのものが悪書になることも多い〜」
「〜金沢文庫。金沢は正しくは『かねさわ』だが〜」
「物を知る経過をつづり、無縁と思われたものにも接触点がある。」
「こまかいことは、不要である。〜漠然とでも全体をとらえられるかどうかにかかる。」
「社会を知りたいときは、詩だ。」
「石榴・・・せきりゅうとは石榴(ざくろ)のこと」
「五十年も経過すると、いろんなことが見えなくなるのだ。」
「小さな個所に、こまやかな意識の活動が感じられる。」
「〜なおらないとわかっていても、静かに空しい努力を続ける〜」
「やばいの新しい意味、すばらしい、は、いまや定着しつつあり〜」
「過剰といえるほどの準備をする〜」
「かたづけをすれば、生活の変化、意識の変化、人生の変化が起こる。」
「かたづけは人生の基点であり、要なのだ。」
「昔の人なら、雨が降るかどうかは、自然に対する知恵や普段の感覚で予想した。」