休息日

■休息日
 朝から体に異変を感じており、天気もあまりよくないようなので休息日と決めた。が、30分後には山へ車を走らせている自分がいた。途中で携帯電話がなる。近所で火事ということで確認して欲しいという内容であった。消防車が数台走って行ったという。そこで、Uターンする。結局、火元は分からずであった。先月解約したが、火災保険は入っておいた方がいいかねえ。
 その後は、ゆっくり部屋でくつろいでいい休息日になった。
 いつもの場所のキジがいるが、途中車道をゆっくりとメスが横断しようとしている。車を止めて見守った。”鳥類憐みの令”ではないが、当然である。

■「がんばらない生き方」(池田清彦著、中経出版、2009年)を読む。
「〜誰でもがんばったからといって、努力に比例して成果が上がるわけではありません。」
「“やればできる!”とか“人間はみな平等!”といった幻想〜」
「“もう少し暇になったら”、“もっとお金が貯まったら”などと言っていては、時間だけがなくなります。」
「元来、生物の世界なんて無駄のオンパレードです。」
「“人はみな平等である”という言葉の真の意味はすべての人間の能力や生まれが平等ということではなく、”行動によって生まれた結果“が平等に扱われるということです。」
「〜評価の対象は“結果”です。だからこそ世の中は“フェア”であり、”残酷“なのです。」
「〜過去を引きずると判断を誤ります。」
「死ぬ日が決まっていたら楽しいですか?」
「〜ネット社会の大きな弊害は、“時間”の大切さが軽く見られてしまう点にあります。」
「〜国の政策などを信用するのはバカなのです。国が右といったら左、左といったら右を考えるのが大局的に見ると正しいのです。」
「〜趣味を楽しむためには、プロを目指さないということも大切です。」
「イディオ・サヴァン・・・・人間の持つさまざまな能力のうち、特定の分野が群を抜いた凄さを発揮する人の中で、それ以外の能力が極端に劣る人たちのことです。」
「“脱所有型”の消費パターン〜」
「資源ゴミの代表格である“ペットボトル”にしても、リサイクルをするには大きなコストがかかります。〜燃やしてしまった方がコストも安くつき、環境にも優しいのです。」
「遊ばなくなるから、老いるのだ」(バーナード・ショー
「大人ならではの”安定感“は、滅多に感動しないことの中にあるのです。」
「年寄りの楽しみは微妙な差異を感じることにあるのです。“神は細部に宿る”という諺を実感するようになれば、あなたの人生も一人前です。もっともそうなると、余生はごくわずかですけどね。」
「介護なんて、いくらきれいごとを言ったって”ストレスとの戦い“である点は否めません。」
「倒れて病院に運ばれている最中は、その時の状況を冷静に分析している自分がいる〜その時は、そのまま死んでいくことが怖くなかった」