春の雪

■春の雪
 昨日は十分過ぎるほど眠ったので体調もそこそこであった。このところ生活パターンが出来上がっている。朝、家人を職場に送り届けた後、三番目をバイト先まで送る。その後は、山歩きなどの軽い運動を行い、帰って用意してある昼食を食べ、昼寝や読書をした後、家人を迎えに行くというパターンである。
 まるで、日本国憲法第25条のような生活である。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
 いつものキジである。発情期なのかせわしなかった。走っているところを撮ったのでぼけてしまった。

 呉羽山の三角点に着いた時には太陽がまぶしいくらいに照ってくれて、歩きを止めてしまった。ヒサカキの花が咲いている。

 しかし、直ぐに雲の中に隠れたかと思うと、急に寒くなり、白いモノがちらついて来る。サクラの花にはちょと速い。少し目立つようになってそれが雪と分かった。春の雪である。カメラを濡らしてはいけないので途中から車道に抜け帰路に着いた。
 聞いたことのない鳴き声が3種ほどあったが出会いはなく、空ではトビではない猛禽類が飛んで行ったが撮影ならず。しっぽが細く束ねたようになっていた。
 車道でも聞いたことのない声がしたり、おそらくウグイスだろうと思われるが盛んに車道スレスレを横断している。
 すぐ近くで声がする。さっぱり見えない。帰ろうとすると又聞こえるので、しばらくたたずんでいるとガードレールにジョウビタキのオスがいるではないか。いろいろポーズをとってもらったので2枚アップしておこう。


 出会った他の野鳥は、シジュウカラカワラヒワヒヨドリであった。

■「四百三十円の神様」(加藤 元著、講談社、2016年)を読む。
「練習に休みはない」
「時間はどんどん流れて行ってしまう。」
「はっきり見たの。成仏していないんだわ」
「親子の関係が終わることなんて、決してないのだ。」
「飢えた時代を経験したひとたちは、『お腹いっぱい食べる』ことが夢だった。そして、お腹いっぱいなり過ぎても、決して食べ物は残せない。」