歩こう会

■歩こう会
 高い山や長い間歩く山へ登れなくなったので、平地を歩くことにしている。県の事業で「2017とやまウォーキングカップ」を見つけ、これにエントリーしている。この事業は県内で行われるいろいろな歩くイベントをまとめただけであるが、5大会以上の参加で記念品がもらえるというものだ。県内一円なので移動費を考えると合わないが、参加することに意義を見出している。
 途中駅中でモーニングを食べて読書タイムである。突然スマホが鳴ったので開いてみると、8時47分に出発しないと間に合わないというメッセージであった。あらかじめ予定を登録しており、現時点を把握して知らせてくれる機能のようだ。
 いらんおせっかいである。自分は豊かな老後を望んでいるが、便利な世の中とは一歩引いて接していきたい。人間の機能が退化してしまうではないか。スマホなんかは自分の生活の中では不要である。ガラ携に変更できないかと思う。
 今日は「第24回富山県民歩こう運動推進大会」が行われ、エントリーした。受付では自分の名前はなかったので追記した。
 明日の新聞に載るであろうが、750〜800人の参加であろう。朝から雨がひどい。しかし、西の空は明るくなっており、1時間以内に上がることが確実であった。
 最初は、知事、元オリンピック選手の挨拶と準備体操である。

 環水公園から中島閘門折り返しである。自分もたまに歩くコースであり、今回はゲーム性を取り入れようと、一番最後に着いた。そして、歩きながら何百人追い抜いて行き先頭集団でゴールという絵を描いていたのであった。
 自分は自宅から会場までは約5kmの徒歩である。コースは2kmと5kmの2通りがある。ほとんどの方が5kmであった。5km歩いて5kmコースと語呂がいい。
 そして5km歩いて帰るのである。ゴーゴーゴー!
 歩いている時間帯は暑い日差しが照り付け雨は降らなかった。

 しかし、列はあっと言う間に300m以上の長さになってしまった。一生懸命に歩いているが、慌てているという風情は見せず悠々と追い抜いていく。折り返し地点で先頭集団をとらえたが200mはある。最後は、先頭まで行けずダウンであった。
 汗がびっしょりである。しばらく汗を乾かすように芝生で座る。
 参加賞、完歩賞は、ウチワ、ペットボトル2本、ウエスト(腹囲)測定用メジャーであった。
 一緒の資料に熱中症になりやすい人というのがあった。自分は大丈夫だろうと見ると、肥満の人(はい)、持病のある人(はい)、体調の悪い人(はい)、高齢者(はい)と全部当てはまるではないか!
 帰宅後、シャワーを浴び、水シャワーで火照りを冷まし、昼食後、冷たいアイスコーヒーを飲んでから昼寝であった。