エリトラ会

■エリトラ会
 昨日の夜遅く神奈川から3番目が帰省した。ヨーロッパ留学の準備のためと言う。家人は毎朝ラジオ講座スペイン語を聞いているので、スペインかとも思ったが、ドイツ語圏らしい。短期留学と長期留学の二本立てという。遊びに来いというリクエストが無ければいいがなあと思う。もう日常会話程度しかしゃべれない、いやそれさえもできないだろうが、なぜかドイツ語圏ではなんとか生活できるような変な自信はある。
 家人は早出である。今日は、昆虫の会であるエリトラ会で観察会が予定されている。自分の予定は昨日決まったため、参加するとも不参加とも連絡は入れていない。雨は滝のように降っており、警報も出された。しかし、お誘いを受けてスルーするなんてことは出来ないので集合場所に向かう。
 そこから電話すると、主催者の方も来ておられ、中止にするという。そして、DVDを貸していただいた。
 セミの産卵から幼虫までという動画では、セミの産卵の様子や産卵管、そして卵や幼虫がきれいに映し出されており、テレビ番組を見ているような興奮を覚えた。
 二本目のヒゲナガオトシブミでは、オオバクロモジの葉を真ん中でしならせて下から器用に巻いて行き、途中で穴を空けて産卵し再び巻いて切り取るまでの動画が映し出されている。本で理解するのと違い、動画で見ると説得力が違うなあと感心しながらであった。あんな小さい昆虫にこんな大きな力があることが分かり新鮮であった。
 このDVDは又貸ししてもいいということなので、手渡し可能な方にお貸出来ますので希望の方は連絡ください。
 帰宅後は、予想通りアッシー君であった。分刻みで参ったね!もう少し余裕のある生活をして欲しいものだ。

■「ごはんのことばかり100話とちょっと」(よしもとばなな著、朝日新聞出版、2009年)を読む。
「まあ、権力があることを己が知ってさえいれば、おぼれることもなく、落ち着いていられる〜」
「〜働くことを人生の大事な部分と思っていて〜」
「疲れ果ててないサラリーマン〜」
「生き物が寿命で死ぬのはきっと悲しいことではないのだと思う。」
「一番大事なのはそこにいた家族みんなの笑顔だった。」
「思い出は死なない。」
「民間療法は効くものだ〜」
「〜プロでない人はだめだな、〜」
「理由のない、必然のない努力は空しい。」
「〜弱っているときには食べないことが体の欲するところであり、健康を取り戻すための働きだ、食べなければ渇望が起こり、要求が生まれ、生きる気力がわいてくる〜それでもだめなものは、自然にまかせて死ぬということが健康の意味である。」