生姜焼き

■生姜焼き
 家人が早出で送って行く。今日は土曜日なのでいつものところは混んでおり、入る気にならない。午前中は用件を4件こなす。暑いのでどこへも行く気にならない。
 エアコンの部屋でくつろぐ。
 昨日の夜、牛乳を1本買って来いと指令が出る。ポイントもつかず手で下げて来ると、違うと言われ飲まないとのこと。牛乳なんかはどれも似たようなものだと考えていたが、大きな間違いであった。朝一に別のを買い直す。間違えて買った牛乳は、無糖のコーヒーを2つに分け、カフェオレにして冷蔵庫に冷やす。
 2番目が起きて来て、昼食の催促がある。昨日のブロック肉があったので、生姜焼きを提案すると乗って来た。タレをネットで調べると、生姜、しょうゆ、みりん、砂糖と簡単であったが、生姜が無い。しょうがないので、玉ねぎ一個とともに買ってくることにした。しかし、牛乳の件があったので、出来合いのタレにした。
 最初はタマネギを炒めるのであるが、表裏に焦げが付いた段階でいったん皿に移す。そして、肉を薄く切って蓋をして炒める。肉が出来上がったらタマネギを混ぜ、タレをかけて一煮立ちで終わる。
 タマネギがしっかりしていると誉めてくれた。一手間が良かったようだ。
 午後からカメラを持って出たが、一枚も撮れずに終わってしまった。

■「ぼくは原始人になった」(マット・グレアム/ジョシュ・ヤング著、河出書房新社、2016年)を読む。
「自然は集中力、身体能力、五感を高めてくれるし、それらはすべて日常生活に役立つ。」
「出発点はだぶん、あらゆるものを少しずつ減らして必要最低限にすることだろう。」
「ぼくが原野に心惹かれるのは、自分がいかに無知であるかをしじゅう気づかせてくれる場所だからだ。」
「本物の道を選んで、自分自身だけでなく周囲のあらゆるものに忠実であるなら、恐怖を寄せ付けないものだとぼくは考える。」
「ぼくはいまも、自動車などエンジン付きの輸送機関は環境に有害なばかりか、あらゆる形で人々の健康を損ない、社会全体から健全さを奪っているものと強く確信する。」
「自給自足の暮らしに単純な面などひとつもない。」
「一連のトレーニングを通じて、衝撃がじつは健康な強い関節をこしらえることを知っていた。」
「裸足で走れば、足の裏の筋肉が鍛えられるほか、体のバネが柔軟になり〜」
「〜飢餓状態に数週間身をおいたら、以前と同じ活動レベルで半分のカロリーしか必要としなくなった。」
「〜チアはこの土地のスーパーフードであり、スプーンわずか数杯で数百キロ進むことができる。」
「野生動物に対処するには、彼らとその住環境に敬意を払うことが重要だ。」
「ぼくは毎日ネズミを食べた。」
「肉体が限界に追いやられたとき、恐怖が引き金となってアドレナリンがどっと放出される〜」
「〜睡眠中ですら、一定レベルの意識を保たなくてはならない。」
「一日の大半は、丘の上で瞑想したり、ヨガをしたり、書き物や考え事をしたり〜」
「サバイバルに本当に必要なのは観察眼と考える力と大地への信頼だ。」