ポイント

■ポイント
 今日は、一番目が旅行から帰るので迎えのために休日の家人が車を使う。休みの日ぐらいはゆっくりしてもらおうと、久々に朝は牛丼屋さんへ向かう。ちょうど、チラシに割引券があったのも幸いした。すると、ポイントカードがあるかを聞かれた。そういえば、スマホに変えた時に強制的に作らされたと思い出して出す。出されたレシートにポイント残高が印字してあり2000円ほどある。電気料金分も加算されているようだ。そして、次回牛丼を食べると10ポイントが当たる券ももらう。
 このポイントは気に食わないが世の中の流れで自然に組み込まれている。何か得をしたように錯覚してしまう。店側は当然、ポイントの分やそれに関する事務費用などを価格に加算しているはずである。つまり、使わなければ丸儲け。使っても損はしないようになっていると推定している。それでもって顧客情報をただで入手できるのである。そうは言っても2000円分が使えるのだからいいではないかと妥協している自分がいる。まあ、そういう時代なんかね。
 今日は暑かったが、風が強く吹いており、日陰では気持ちよかった。昨日の登山の疲労もほとんどなく、エアコンをつけた部屋で扇風機を回してゆっくり昼寝であった。
 こんな暑い日にも外で仕事をされている人がいる。人間、精神と肉体は結びついており、いやだいやだと思いながらだと肉体的に変調をきたしてしまうことを学習してきた。涼しいところで至福の昼寝は最高だね!
■「この青い空で君をつつもう」(瀬名秀明著、双葉社、2016年)を読む。
「たとえ死んでゆくとしても、人は未来をつくることができる。」
「はがきもコピー用紙もA判という1:√2の長方形で〜」
「風は目には見えないが、音と動きを残してくれる。」
「そして必ずゴールはやってくる。」
「夢のなかなら飛べる」
「〜自分の死を小さいころから理解していました。」
「人は再生するから生きていけるんだ〜」
「いつかぼくのことを思い出してほしいんだ。」
「永遠に離れていった人と、明日も生きてゆく自分を、どのような関係で繋いでゆくのか〜」