休養日

■休養日
 昨日、平塚での引っ越し作業が終わったのが11時過ぎになった。ガスの点検が遅かったためである。そこから、富山へ一般道で進むも渋滞が多く、結局10時間以上もかかってしまった。
 2日間で700km、20時間運転しており、車を降りた時はまともに立てないくらいであった。
 そのため、今日は休養日に充てていた。しかし・・・。
 金曜日で家人が休みという状況であり、例のスーパーに6割引の氷を買ってくることになった。そして、携帯電話会社へ行く。
 スマホに変更したとたんに金額が倍近くなり、話が違うとクレームを言いに行く。
 ガラ携と料金が変わらないということで、あまり役に立たないスマホに変更したが、金額が高いので解約したいと申し入れした。
 対応された担当者は、どこかに電話をかけていろいろ話していた。しかし、待たされる。こんなに待たされたことはない。仕方なく、タウン情報誌を読んでいると話が終わったようであった。
 すごく低姿勢で、7月分から割引情報が入っていないということと、来月分から清算するということを話す。一体、どれだけかかるか明細を書いて欲しいと書いてもらったら、最大でも半分くらいであった。これなら、話通りである。
 最後に、自分の場合に限ってという前提条件を付け、スマホを使っていると「ダラ」が進むので、検索できないようにして欲しいと主張したが、流石にこれは出来ないということであった。まったく自分にとっては、認知症加速マシンである。
 まあ、今回はガマンするか。
 帰宅後、エアコンの効いた部屋でなごなっていたものの、そんなに休めるはずもない。そこで、部屋の蛍光灯の修理(紐が切れた)と昨年の味噌の廃棄を行ったら、汗びっしょりになる。
 雨がひどく、大雨洪水警報が県内一斉に発令されている。こんな日は、休むに都合がいい。
 午後から晴れたので、図書館で本を借りて、コーヒーショップで過ごす。
 だいぶ疲れが取れたようだ。

■「男の粋な生き方」(石原慎太郎著、幻冬舎、2016年)を読む。
「結局、芯の弱い人間は酒に飲まれちまうということだ。」
「〜カクテルを知らない酒飲みは、実は幼稚な酒飲みでしかない。」
「〜九十歳までは筋トレすると筋肉がついてくるそうだ。」
「子供の頃肉体的な苦痛を味わわされることのなかった者は、成長した後不幸な人生を送ることになる」(コンラート・ローレンツ
「人間というのはあることを成し遂げた時にこそ、完全な自分の解放がある。その解放の中でこそ頭は初めて自由になって新しい発想も生まれてくる〜」
「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」(レイモンド・チャンドラー
「〜貧乏を知らない若い奴等の我浴ぶりを眺めると、空しいというよりもむしろ気の毒な気がしてならない〜」
「だからある種の人間たちは、自然にまみえていないと肉体も精神もバランスを失い質的に衰弱してくる。」
「無駄こそ人生の絶対の栄養剤と思う〜」
「〜座学に時間と金がかかるのは馬鹿らしい。」
「〜他人事だとそう信じられないような恐怖の体験も、〜それをいわば糧として生きられる〜」
「〜人間の価値とは、他人と違うということ〜」
「小説というのは人生にとって一種の毒であって、教科書なんぞありはしない。」
「つまずきのない人生なんぞある訳がない。」
「いかなる分野においても競争こそが人間を鍛えてくれる」
「挫折は人間を強くしたたかな者、リアリストにしてくれる」
「貪欲滅すれば、すなわち苦滅す」
「人間五十年 下天の内を比ぶれば〜」(敦盛)
「〜好きなことをやっている中での工夫こそが大脳生理学的に頭脳を刺激し、新しい発想をもらたしてくれる。」
「気持ちに体が追いつかないという苛立ちを抑えられない」
「自分が間違いなく老いてきた、その先には死がある〜」
「別ては逢はぬ逢はじそ定めなきこの夕暮や限なるらむ」(拾遺和歌集
「若い頃、優れた詩という優れた強い言葉に出会うというのは大切で有り難いことだと思う。」
「ああ、ぼくは人生にまるで未練がありません。生きているとしても、疲れて生きることに、慣れっこになってしまったからなんです」(ランボー
「はかないからこそ、存在は絶対的なものだ。」
「最近ようやく、ああ、この俺もやはり死ぬのだな、とは思う心境になった〜」
「この世は水泡、炎に似て定めなく、厭離(おんり)の心を捨てるべし」
「人間は誰しも、人間はかならず死ぬということは知っている。しかし自分が死ぬということを信じて生きている者はいない」(ジャンケレピッチ)
クレッチマーの法則〜人間は生まれつき何らかの精神病の資質を備えている〜」