第3回フォレストリーダー養成講座・造園同窓会

■第3回フォレストリーダー養成講座
 今日は終日、吉峰山で養成講座がある。自宅から吉峰山へ行く場合は、電車で岩峅寺まで行ってから歩きである。ドア・ツー・ドアで一時間である。
 第一限は、木工クラフトの作成である。木工クラフトとは、竹笛、バードコール、小枝のボールペン、小枝のキーホルダー&ペイントであるが、時間の関係上竹笛の製作を行う。小学生に指導するためにも自分たちで作っておかなければ指導できない。
 実は、自分は2度目である。森づくり塾で一度やっている。
 久々に竹を切る。今回は上手くいった。いい音色がでたので満足である。

 昼食をはさんで、2時間目は樹木分類学である。まずは、山へ入って研究員の説明を聞くのである。3班に編成されている。最初は決まっていたが、直前で初心者コース、中級者コース、上級者コースに分かれることになり、各自自己申告である。自分は、初心者コースへ行こうとしたが、中の数人が、「ぜんちさんは、上級コースでしょう」と聞こえよがしに耳に入り、上級コースへ回った。初級コースは樹木の名前が中心であるが、中上級は使われ方などの応用編であるとのこと。ここで、またもや失敗してしまった。先生の説明の前に名前を言ってしまうことである。このため、後が続かなかったので、黙っていようと努めた。正直、全部は合っていなかった。
 昨年だったか、その前の年であったか森づくり塾でも似たようなことをやり、終了後30種について試験があったが、これは、29問正解といい方であった。今回ではだいぶ忘れている・・・・・。
 かなりの急登を歩いたので登山以上の負荷がかかったようだ。
 第3限は、樹木分類学の座学であった。学名の付き方や目、科、属、種の話で、横文字も飛び交う高度な話に聞こえた。私は、遺伝子による分類法を質問した。
 配布された樹木の資料は森づくり塾でももらった資料と同じであるが、104種で最低限このくらいは完璧に分からないと解説活動などお呼びでないと考えている。

■造園同窓会
 造園学校卒業者でのいわゆる飲み会であった。幹事の努力が高く、3名のみ欠席で高い出席率であった。まずは、酒を飲みながら近況報告である。

 働いていない人は自分を含めて3人だけであった。自分以外の2人はケガと学校入学ということで、実質何もせずに遊んでいるのは自分ひとりであった。
 自分の近況は、「現在、無職です。何かの本で人生の黄金期は60歳から65歳までということを知り、大いに影響を受けました。人生に悔いを残さないためにも今の時期は好きな事をして過ごそうと10年以上前から計画してきました。」
 大きな拍手が続いた。
 ほとんどは造園関係に就職しており、自分以外はげっそりと痩せている。話を聞くと、14kg減、10kg減、8kg減と数か月でかなり体重が減っている。酷暑だろうがゲリラ豪雨だろうが、仕事は関係なく実施される。毎日、6Lの飲み物を持参し、全身汗でずぶ濡れで終わり、下着も含めて着替えて帰宅し、眠るという生活のようであった。仕事中も、スピードを要求され、バメかれ、小突かれながら耐えているという。自分は、何も言い返せなかったなあ。