散歩

■散歩
 天気予報は明日から荒れるという。幸い今日は送迎はない。晴れ間が出ており、久しぶりに散歩することにした。
 今日は朝食が遅くなるので、朝マックドに入る。
 がざすクーポンをしたかったが、Wi−Fi状態にならない。カウンターでもたもたしていたら、店の方に教えていただいた。同じスマホを持っているという。
 日曜日なのか混んでいた。指定席は既に埋まっていたので、入り口近くの場所に陣取る。
 本を読んでいたら、「ぜんちゃん、おはよう!」と声をかけられた。声の方を見ると中学の同級生T君であった。その後、「年寄りはよくこんなとこで時間を潰しているんだよなあ」と続けた。彼の60代は年寄りという認識は正しい。
 彼との間で思い出すことが一つあった。中学のころ、体力測定だったか、上体そらし、背筋力、握力などの測定があった。自分は握力が60あったので、それとなく自慢していたら、T君も同じであった。ともに、クラスで1位、2位であったようだ。
 そこで、勝負である。がっちり握手してどちらが参るかを競った。傍から見ると握手しているようにしか見えなかったろう。何分ぐらいか忘れたが、勝敗はつかなかったようだ。
 このころの経験から、指圧師になろうかと真剣に調べたことがある。当時、ツボなどの東洋医学にも興味を持っていたこともあった。しかし、東京の専門学校へ何年も行かなければならず、断念したことを思い出した。
 彼とは、卒業後一度会っており、指圧の店を開業している。しかし、40年も会っていないのに良く分かったものと思う。
 風は寒かったものの天気がいいので散歩をすることにした。時間無制限である。
 途中、赤江川にカルガモの群れがいるのが分かった。群れの場合は、たまに珍しい野鳥が混ざっていることがあるので、一羽一羽目視で確認すると、変な鳥が目に留まった。すかさず望遠で追いかける。
 マガモのようでマガモでない、カルガモのようでカルガモでない、それは何かと尋ねたら、マルガモ、マルガモ(図鑑更新)

 これは、以前「りんごの里から」さんに教えていただいた。マガモカルガモの交雑種である。
 そこから、神通川まで歩く。野鳥が乏しいので立山を撮る。

 そこから、有沢橋まで歩く。有沢橋から下に降りて見るも、カラスの群れがいただけである。
 タンポポがこの時期に咲いている。げに、強しセイヨウタンポポというところか。

 諦めて、有沢橋から帰路に入る。ここにもコガモオオバンの群れが居た。しかし、遠くの方にカワアイサのメスを発見した。

 パソコンの地図で距離を調べたら13kmであった。
 気温が低く、汗も背中のみであった。帰宅後、遅い昼食をとり、なごなる。