かぶら寿司

かぶら寿司
 今日の指令は午後から東京の方でマンション探しをして戻る家人、三番目と帰省の二番目を迎えに行くことである。
 帰りに軽井沢のアウトレットへ寄ると言っていたので時間が読めない。しかし、何回行けば気が済むのだろうと思わないでもない。
 とりあえず14時以降は待機の体制にした。
 今日は忙しい。朝からかぶら寿司作りである。
 まずは、塩サバを酢で絞めることから始めるが。大きなトレーがない。そこで、フライパンに浸した。

 身の部分が白くなれば終わりである。
 続いてサバを薄く切らなければならない。ひれを取り、骨を取り、皮をはぐ。

 薄切りにしてから、薬味を準備する。ユズ、ショウガ、トウガラシ、ニンジンである。これだけで汗が出て来る。世の奥様方の大変さが身に染みて分かる。感謝!!

 甘酒は作り方を習ったので自前で作ろうかと考えたが、次回の課題にしたい。今回は市販品を使う。
 かぶらは味見用に小さいのもいっしょに漬けてあったので、味見する。合格範囲であろう。やはり3%より少し少ない方が家には合っているようだ。
 薬味は、ニンジン以外はさ〜と掛けたりはしない。一個ごとに丁寧に乗せていく。
 12時ぎりぎりまでかかってかぶら寿司を作る。
 続いて、昼食である。今日は土曜日で冷凍食品が半額なのでギョウザを買って来た。レジでビックリ400円と入れられた。半額で400円なら実際は800円の餃子ということなのだろうか。ひどく高級品である。

 そして、自前の漬物であるが、いつもは3種盛りだが、今日はかぶらもあって4種盛りになった。

 いっぷくしたところで、昼寝対策と暖房費節約対策でコーヒーショップに向かう。満員でうるさいが仕方がなかろう。本を読んでいる途中に帰宅のメールがある予定であったが16時まで音沙汰がない。こっちからメールすると、まだ、池袋という返事が返って来た。
 そのタイミングでコーヒーショップを出て、日が暮れるまでランニングをする。4kmほどだろうか。アンダーを着替えてくつろぐ。
 まだ連絡がないので夜になる可能性が大きい。

■「ふなだま」(立花水馬著、徳間書店、2017年)を読む。
「どうにか自分を納得させられるもののために、人は必死な瞬間を生きねばならない。」
「人は死にかけて初めて分かることがある。」
「それが人として成すべきことだったからだ」
「他人を思いやる気持ちを失ったら、人は人ではなくなってしまう。」
「時代は変わっても人間の本質は変わらない。」
「誰かの役に立つ仕事を、自分の為にやり遂げる」
「誰かの苦しみを自分の苦しみとし、誰かの喜びを自分の喜びとすることを、私たちは忘れてしまった。」
「〜明かりを灯し、道を示す意味〜」