はしご

■はしご
 朝は曇り空であったが、雨が降りそうな状況なので、雨がひどくなる前にポリ容器の灯油を裏の灯油タンクへ入れる。はしごを登って補給するが、いつも使っているジョウゴが見当たらない。近くに飛ばされたとだいぶ探したが見当たらず。ふと、タンクと壁の間に引っかかっていた。筋トレである。昨日の検査結果を家人に見せ、それとなく筋肉量が多いと言われたというと、専門家である家人いわく、「ダメ、ダメ、デブは高く出る!」。大いに気落ちする。
 ガソリンの給油も自分の担当である。ガソリン20L以上でテッシュがもらえるという折り込みチラシが入っていたので、そこへ行く。
 その足で、久しぶりにコーヒーショップへ行く。今日は車なので遠くの店にした。雨が降っているからだろうか、平日であるにもかかわらず混んでいる。しかも、指定席にしていた窓際の席が埋まっている。全員80歳以上と見た。今日は、マイカップの入っているリュックを忘れて来たので、割引なしで奥の席でくつろぐ。
 思えば、先週の予定では今頃は下北沢の街を闊歩しているはずであった。あれから自分の東京行きは二転三転しているし、今後もどうなるか分からない。
 昼になったので帰宅し、あるもので昼食を済ませ昼寝対策でテレビを見る。そして、こんな生活ではダメだと昼風呂に入り、火照りを冷ますように家を出る。1km先のコーヒーショップに入り、ゆっくりする。

 本日2軒目のはしごであった。

■「美女と竹林」(森見富彦著、光文社、2008年)を読む。
「これからの人生を如何に生きるべきか」
「竹林は広大な沃野(よくや)だ。可能性の宝庫だ。」
「自分の頭で考えないやつは、グズです。」
「実用に耐えない知識は、ゴミです。」
「〜ようやく現実を知ったのである。」
「苦節十年、もしくは挫折」
「単純な肉体作業は、脳味噌の洗濯。」
「絶えざる刻苦勉励のみが人間を育てる。」