長電話

■長電話
 今日も朝からいい天気であった。気温は低いものの、日射しが出ているのでコーヒーショップまで歩くことにした。最初は近くの店にするつもりで歩いていたが、天気がいいので2km先の店に向かった。少し速足にするが汗ばむことはなかった
 店の前の椅子に座って、IT会社へ電話することにした。出店でいくら聞いても答えてくれず0120で始まる番号を紹介してもらった。
 担当者は申込窓口のため何とか契約に持って行こうと必死であった。どんな上手い言葉でささやかれても自分のような者に通じるはずはない。気が付くと寒い中で1時間ほど電話していたようだ。しかし、答えは得られなかった。最近の若者は容易くIT機器を操作するようだが、原理や仕組みのようなものは理解していないのだと確信した。
 たかだかポスティング機能についての問い合わせに1時間も掛けていては不効率だと言わざるを得ない。こっちは、できるかできないかとどれだけの容量が無償で使えるのかのみを聞きたかったのであった。
 これでコーヒーショップに入るタイミングを失ってそのまま帰宅するも、何か疲れが出ている。4kmの歩きでの疲れではなく、長電話による疲れだろう。
 昼食後、昼寝対策で二番目とコーヒーショップに行こうと話していたが、いつもと違った疲れが抜けない。気が付くと眠っていた。しまった!と思ったが、遅かった!
 夕方、近くで体成分測定のイベントをやっているというので出かける。有料であった。

 装置の上に立って1分間ほど測定してもらい、自分の体重を筋肉と脂肪の重量や肥満度などが克明に記載されて来た。そして、総合評価が点数表示される。2ケ月ごとにやっているのでトレーニング成果が数値で表される。
 測定していただいた方の評価は、見た目より筋肉が多いので何かスポーツでもやっているか、ということであった。ここで45年前のバドミントンということは言ってもむだなので何か考えた「ただ、歩いています」と苦し紛れに答えた。
 しかし、自分の脂肪の重量を見て驚いたね。20kg程度かと思っていたが、それ以上であった。
 2カ月後のいい結果を見ることをモチベーションに今少し頑張ろうかね。

■「いくさの底」(古処誠二著、KADOKAWA、2017年)を読む。
「軍隊では三十を過ぎれば老人扱いされる〜」
支那人は百年先を考える。」