■井の頭公園
今日もいい天気である。昨日は熟睡していたため、5時に起床する。焚き込みご飯を朝食にするが、もう一回分ある。しかし、足の疲労は抜けてなかった。だらしない。こんな時には無理をしないことにしている。
今日は、井の頭公園に行くことにしていた。徒歩でも10kmほどなので十分徒歩圏内であるが、電車にした。160円ほどかかる。早朝の都心は気持ちがいい。まだ、通勤ラッシュ前である。変わった声の鳥がいたので、撮ろうとしたがリュックからカメラを出していると飛んで行ってしまった。スズメ大で黄色っぽかった。
地図で見ると吉祥寺でもいいかと思ったが、やはり名前の付いた駅で降りるべきだろう。
さて、公園に行くにはどうすればいいかと案内地図を探すも目に入らない。
なんと、直ぐ横に入り口があったのだった。
ヒアリ事件で人では少ないと思っていたが、結構多い。大きなカメラを下げた方やジョギングしている方や散歩のような方がいる。変わった鳥の声がするので、立ちすくんで出てくるのを待ったが、振られてしまった。野鳥が濃い。まあ、ヒヨドリとシジュウカラがほどんどであった。
ヒヨドリがいい位置にいて近づいても逃げないので、撮る。
控えめに瞬間的にコゲラの声がする。近い。声のする方を見るとちょこちょこ枝から枝へ飛んでいる。留まったところを狙う。
池の方はどうかと見たが、カルガモしか見えなかった。オシドリもいるように書いてあったが、今回も駄目らしい。
花もきれいであった。名前が分からない花である。この公園は樹木には表札があり、クイズ形式に当てながら歩くという楽しみがある。自分はアキニレを外してしまった。
時期的にウメの花が咲いていた。白、赤、ピンク色と並んでいる場所もあった。
ここで、野鳥観察をしているような方が3名集まっている。変わった鳥を撮ったようだ。ミソサザイであった。しかし、もういない。
これも季節柄サンシュユである。
上の方からオーラのようなものを感じる。ハシブトガラスのような鳥がいる。しかし、何か違和感がある。まず、真っ直ぐに立っている。そして、灰色っぽい色が見える。光の感じかどうか分からないが、撮っておく。
ウグイスの声があちこちに聞こえる。この時期はまだ警戒感が少ないだろうと、いつもは諦めているウグイスを狙う。
すると、シロハラがいた。
さらに、ウグイスの声の方を凝視したら、やぶの中が動いたのでシャッターを押しまくる。何とか、ぼけぼけで入っていた。野生のウグイスは難しい。
ウグイス(図鑑登録)
ゆっくり一周しても1時間少しである。
今日も暑い。あまり歩くと体に良くないと考えて、帰宅後近所を散策する。この辺は商店街が特徴らしい。昔はどこにでも見れたが、モータリゼーションの高まりで郊外型に移ってしまった。昔ながらの、八百屋、魚屋、ケーキ屋、金物屋さんなどが並んでいる。
そして、自宅で昼食を食べ、少し休んで午後のひとときでコーヒーショップへ向かう。
平日だというのにコーヒーショップは混んでいる。やっと探した二人掛け用の丸テーブルに腰掛けて本を広げる。しばらくして、アラフォーと思われるご婦人が来て、「いいですか?」と自分に確認するではないか。てっきり相席を希望されていると思った自分はにやける顔を悟られないように、「い、いいです」としどろもどろに返事をした。そしたら、椅子だけ持って他のテーブルに行ってしまった。