室内研修会

■室内研修会
 朝、LINEから動物についての問い合わせがあった。作家でもない者が小説を書いているというと、嘲笑されると同じように、生物についての知識が乏しい者が人前で話すと伝わらないだろうと思う。しかし、生物の知識が乏しい自分でも、ひょっとして知っているんではないかと、こうして問い合わせをいただけることはありがたいことである。
 写真が2枚送られて来た。


 自分の感性は、イタチと判断したが、回答するにあたっては正確に調べたほうがいいのでネットで検索したが、似たような写真はあるが、明確に判断できない。そこで、ブログに載せることにした。この辺の知識の深い方からの連絡にすがりつくしかない。
 今日は、家人が遅出の金曜日である。久しぶりに定例行事である。スーパーで6割引の氷と卵1パックをもらいに行く。お餅も買って来た。家人を送り届けてから昼食である。糖質だけにした。
 行事は夕方からナチュラリスト協会主催の室内研修会があるだけなので、例によってこれを出しにして、事前に2時間ほどコーヒーショップで過ごす。会場に向かう途中で城址公園の中にある日本庭園を歩く。アセビドウダンツツジ、ジャガの花が綺麗であった。大きな樹にも白い花が咲いている。

 手元のハンディ図鑑で調べたが分からず、放置する。 今の時期池の水は抜いてあった。水生生物もいるのではないかと思ったが、理由は分からず。
 今回の研修会の講師は、有名な方であった。この方の書かれた図鑑を持っている。

 パワーポイントではなく、スライド150枚である。立山で出会った人々で私の立山風土記というサブタイトルがついている。
 話は20時の定刻を30分以上延長し、けっこう面白かった。
 中でも、山で遊ぶために会社を辞めた、のフレーズに近いものを感じたね。

■「鳥ってすごい!」(樋口広芳著、ヤマケイ新書、2016年)を読む。(その2)
「イスカのはしの食い違い〜イスカのくちばしは先端が上下で食い違っている。イスカは、このくちばしの先をマツの球果のかさの間に差し込み、ひねって間隔をつくり、中の種子を舌で取り出して食べる。」
「ハイイロミズナギドリ〜総延長移動距離は6万5千キロメートル〜水深68メートル〜」
「鳥が渡るのは、食物を十分に確保するためだ。」
「昼間渡る鳥たちは、太陽の位置を頼りにする。〜夜間に渡る鳥は、星座を利用する。」
「カラス属〜氷にあけた穴から魚を引きずり出す〜水道の栓をひねって水を飲む〜空中から木の実を落とす〜車にクルミを轢かせて割る〜人の顔を覚える〜いろいろな道具を作る」
カッコウ〜卵を産みこむとは言っても、適当に巣を探してまわり、たまたま見つけた巣に卵を産み付ける、ということではまったくない。」
「モズやオオヨシキリでは、巣に三個以上の卵が残っている必要がある。」
「本州では、ホトトギスは大部分がウグイスに、ツツドリは主にムシクイ類に托卵する。ジュウイチはコルリオオルリなどに、カッコウはモズやオオヨシキリホオジロなどに托卵する。」
カッコウ類のひなは、宿主のひなより1〜3日早く孵化する。〜すべて巣の外に放り出す。」
「カラス類〜シカの糞をシカの耳に詰め込む〜滑り台や雪の斜面を滑る〜テニスをする」