風邪

■風邪
 久しぶりに風邪を引いた。市販の総合感冒薬を買ったのは何年ぶりだろうか。登山をやるようになってから買った覚えがない。しかし、一昨日から、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、声がれと風邪の全症状が襲ってきたので、薬局で買って来た。
 好く効いている。今日はウォーキング大会出場と佐藤美術館という予定であったが、お抱えの保健師より外出禁止令を言い渡された。理由は、他人に迷惑をかけるためである。
 そこで、昼近くまで寝ていて、近くの公園まで散歩する。グランドでは野球の試合をやっている。ポニーテールの女の子が男子に混ざってやっていた。これが、今の現実なのだろうか。
 季節柄木の実拾いになる。シロヤマブキの種、タイサンボクの花の芯、マテバシイ、コナラ、アサガオの種などを拾う。似たような方がいて話しかけられる。コナラの殻斗を刺繍に使うという。

■「私小説」(市川拓司著、朝日新聞出版、2018年)を読む。
「ぼくは植物が大好きだ。」
「基準は普遍じゃない。」
「インターバル式執筆法」
「脳が過剰に活性化している人間は満腹中枢がすぐに反応する〜」
「融和的なアイコンタクトはオキシトシンの分泌を促す。〜ストレスホルモンを抑制する力がある〜」
カナリア的人間」
「三度の飯より努力が好き」
「一度は健康になってから死ぬ〜」
「じゃあなぜ“貧乏”は恥ずかしいんだろう?すべては“人の目”だ。」
「太らないというのは物持ちのよさにつながる。」
「まるで取りつかれたようにように浪費している。」
「満腹は不快だけど空腹は不快じゃない。」