■ル・レクチェ
今日の予定は、常連さんと会うことだけであった。朝から雨が酷い。朝食後、歩いて行く予定であったが、バスにした。この時刻だと100円にならない。
しばらく待っていたが、常連さんは一人も来店されない。10時になったので店を出る。
外は雨なので、このアーケードの中で歩きを稼ごうと何往復かする。何回目か忘れたが、電話が入った。会う約束の常連さんからで今から電車に乗るという連絡であった。
グランドプラザで合流したが、立ち話というのも、ということで、再びセカンドオフィスに入店する。ちょっと前まで居た店に1時間もしないうちに2度入ることになった。さすがに、コーヒーは避けて紅茶にした。
なんでも、新潟県へ行っていた常連さんの彼女が自分へということで、ル・レクチェを買って来たというのであった。少し調べたが、これは高級品で洋ナシの女王と呼ばれていることが分かった。干し柿もいいねえ。家人が大好物で、帰宅後テーブルの上に置いて置いたが、既に1個ない。
自分は初めてである。とても、もったいなくて直ぐに食べられないなあ。常連さんからは早めに食べた方がいいと聞いていたので、家人に任せよう。
帰宅後は、昼食である。しかし、毎回献立を考えるのは大変である。自分は麺類に特化していても大変である。世のご婦人方の努力は敬服に値する。
まあ、適当にしようと、カレー肉蕎麦にした。水ギョウザを試しに焼いてみた。水を入れての蒸し焼きは長めにした。そうして出来たのが、焼き餃子であった。
ネギは高岡市民病院前のうどん屋さん並みに大きく切ったが、辛いねえ。やはり葱の種類が違うのだなあ。肉は牛丼の具である。
しばらく昼寝をしてから、フォレストの準備作業を行う。
少し雨が小降りになったので、最短の喫茶店に向かう。しかし、途中から大降りになった。大雨警報が出ているという。しかし、この店までは5分ほどなので、大きな問題ではない。ケーキセットにした。
今日は喫茶店に3回入ったことになる。覚えている限り最高だろう。
歩数は、1万4千歩でショボかった。
■「終活の準備はお済ですか?」(桂 望実著、角川書店、2021年)を読む。
「人は一度しか死ねない。」
「~自分の人生は定期的に見直しをしなくちゃいけないの。」
「~結局人は自分の人生を自分で見直して、修正して、決めた道を進んでいくもんなんよ。」
「自分の人生は負けの連続だった~」
「現場を知らない人が上に立つと会社はダメになります。」
「コンサルティング会社っていったら、高い金を取って理想を語るだけの人たちの集団ですよ。」
「~私は仕事を取ったら空っぽだった。」
「施設に入ったら、ただの認知症のジジイになっちゃうんだぞ。」
「もう少しで沈む、その手前って感じだろうか。」
「どんどん出来ることが減っていく。」
「結構ハードな受験勉強をして~資格を取ったものの、仕事はまったく入ってこなかった。」
「自分の無力さを知ることは大切だぞって。」
「人は皆、無力なんだ。出来ないことの方が多い。」
「自分サイズの幸せ~」
「大きなことを望まなくなり、今日一日が無地に済めば有り難いと思うようになった。」
「最後にやりたいことってなんだ?」
「頑張れを安売りされても、俺の不安は小さくはならないし、恐怖もなくならないのだから。」
「人は誰も永遠には生きられない。」
「のんびり過ごすなんて、私には許されていない~」
「金を無心する時にだけ私を思い出すような連中に、くれてやる金はない。」
「金があったって、いい人生になるとは限らないんだぞ。私が幸せそうに見えるか?」
「このまま人生を閉じたら、私は金を儲けた人ということになる。それだけだ。そんな人生虚しいじゃないか。」
「自分の人生の終わり方を考えるっていうのは~前向きに生きるようになるんだよ。」