ちぼいも

■ちぼいも
 朝から天気が悪い。二番目が帰省しているので、送迎はないはずであったが、起きてこないので、いつもの家人、三番目の送迎となった。
 車の中で本日の指令を受ける。肉が安いので買い物と里芋の皮むきであった。里芋は日頃お世話になっている方から、箱で頂いたものである。何百個入っていたか分からないくらいである。ありがたいことだ。里芋の小さい芋は昔、母親がちぼいもと呼んでいた。実はこのちぼいもの皮むきは2回目である。
 一回目の時は、茹でる前で苦労したので、最初に茹でればと助言したのがたたったのか、皮むきの指令である。数が50個ぐらいあったので、休み休みである。
 これで、午前中が終わってしまった。
 午後から銭湯へ行く予定にしていたが、2番目の昼食の世話をしなければならない。魚のテンプラとかき揚げを作ったが食べない。希望を聞くと、マグロの刺身が食べたいということで、再びマグロの入った刺身の盛り合わせを買ってくる。
 後片付けなどしていたら、14時を回ってしまった。一時晴れ間が出たので外を歩ける瞬間もあったが、空の雲の状態を確認すると瞬間でしかないことが分かった。
 まったりとした午後が終わって、迎えである。3か所、運転する二番目に指示しながら冷や汗のでた夕方であった。
 フォレストリーダー協会から今年度の事業一覧が送られて来た。自分は今年認定されたので活動は来年度からである。まあ、来年度もこんな状況だろうとあらかじめ案内されたと考えており、これはこれでありがたい。
 なんと、今年度の事業は年間104回ある。単純に2回/週である。その数が多いことに驚いたね。

■「苦しもの中でも幸せは見つかる」(小澤竹俊著、扶桑社、2017年)を読む。
「いのちが限られている」
「苦しみとは、希望と現実のギャップです。」
「〜モルヒネは“痛みや呼吸苦、だるさをやわらげる効果があり、しかもいのちを縮めることのない良薬”に見えます。」
「ストレスによって身体に化学的不均衡状態が作り出されたとき、涙がその有害物質を取り除いて、心の恒常性を回復させるのに役立っている」
「“感性”を養うには、人としてさまざまな経験を積むことも重要です。あるいは、芸術や文化に接することで養われるかもしれません。しかし、一番忘れてならないというのは、“相手は自分ではない”という認識ではないでしょうか。」
「本当の力とはすべての問題を解決できる力のことではない」
「苦しみの中で自分を見つめ直すことで、人は本当の幸せや本当の自分を見つけることができます。」