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■犬
雨の日は、■■■のアーケード内を歩くことが多い。
いつも数名の方が走っている。歩くだけの人は、自分ぐらいだ。
また、犬の散歩をしている人もいる。驚いたのは、犬の大きさである。
それも、数頭連れている。名前は、分からないが素人目にも立派な犬と分かる。
話しは変わり■■■での出来事である。
雪が降っているが、窓の外に、これまた見たことのないくらい大きな犬が専用のポールにつながれている。大型犬、顔は人間より大きい。
寒さ対策だろうか、服のような布をまとっている。
連れている人は、雪が降りしきる中、外でコーヒーを飲んでいる。散歩の途中のようだ。
突然、犬と目があってしまった。
しろくまのようだ。ぺットというよりは、番犬の方が適している。
そして、フンとでも言うように顔を背けた。
飼い主の方は、高齢者の男性である。この犬が本気を出せば、飼い主等ぶっちぎると思う。
少し前、変わった風景に遭遇した。
道路の向こう側で、男性がダッシュをするように、右へ行ったり左へ行ったりを繰り返している。それも、何やら言葉を叫びながらである。
しばらく見ていると、道路の真ん中をリードを引き摺りながら、大きな犬が、左へ行ったり右へ行ったりを繰り返している。ちょうど中央分離帯に相当する場所である。
これは、大変だと思っていたが、犬は、喜び勇んで掛けていた。
リードが走行中の車のタイヤに巻き込まれる前に退散した。
■「歌わないキビタキ」(梨木香歩著、毎日新聞出版、2023年)を読む。(その2)
「ずっと劣勢に立っている」
「~寿命は延びても健康寿命はどうなのか。体格はよくなっても逞しさは伴っていない~」
「患者を生きるということは、当事者を生きるということで、やってくる波を乗り切ることは、誰にも代わってもらえない。」
「~あれ? もう限界?と著しく体力が落ちていることに今さらのように気づかされーー」
「幸福過ぎてもの悲しかった。」
「剣道は“勝ち負け”ではないからである。剣道は、人間の内面の美しさを磨き、礼節や品格を重んじる武道である。」
「だが何にも取り憑かれることなくいつも客観性を保ち、一生“部外者”でいる人生も、それはそれで、寂しかろうと思う。」
「~一人の日本人男性が何十年も、老いるまで働いていたこと。」
「キジバトの巣というのは~最も雑なつくりものの一つ~」
「ゴイサギは夜行性だ。」
「~生まれてから上り坂一直線だった生命エネルギーが、ある年齢を境にしてがくんと下り坂に変わる。」
「~どうやら世の中には人が自分より幸せそうにしているのを見ると損をしたような気になる人びとがいるようだ~」
「山菜関係は、早く処理しなければ自分自身のアクにやられてしまう。」
「年齢を重ねたり、大病をしたりすると、自分自身の生体エネルギーのようなものが落ち込む~」
「けれど齢を重ねるごと、“〇〇しているはず”に自信がなくなってきている。」
「トキワネムノキ~花が終わっても下に落ちない。」
「キツツキのアカゲラは虫ばかりでなく小鳥の雛も食べる。」