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■提携
やはり物が売れないのだろうと考えているが、自分のような弱小消費者からすると、あんたらが儲け過ぎて商品価格が高いため、自衛せざるを得ないと言いたい。
先日も、スーパーで果物を買おうとしたが、まるで冗談のような値段であったため、見送った。
昔からあったが、他の業種と提携し、お互いの得意な点を出し合い競争力を付け、売上を伸ばそうという取り組みがある。
今の言葉では、コラボと言うらしい。
しかし、自分のような弱小消費者が理解出来ない提携もある。いや、これは恐らく自分ぐらいで、世の中の大半の方々は、理解されいると考えている。
まず、ゴジラとハンバーグは、なんなん?前のサムライとハンバーグでも理解不能であった。
こうした、いわゆる奇をてらうモノからは距離を取りたい。正攻法でダメなので、こうした戦略を採用したのであろう。あえて、何もせずとまでは、言わないが、良いモノは、自然に売れると考えている。
ゴジバとドーナツは、なんだろう。この店は、昔からチョコレートドーナツがメニューに存在していた。それを、有名なチョコレートメーカーと提携することで、短期的な収益を狙っているように感じる。
提携期間が終ったら、自社のチョコレートドーナツは、どうするのか?
有名なチョコレートメーカーの味を知った消費者が、従来のチョコレートを求めるとは、思えないが、今の自分にはどうでもいい。
昔、自宅の近くに店があったころは、通っていた。コーヒーのお代わりが無料というのが魅力であった。
何も言わなくてもお代わりを注いでくれることが嬉しかったね。記憶の範囲であるが、7杯飲んだこともあったような。
そして、宅配業者と郵便が目新しい。だいぶ前から、封筒は宅配なのかで揉めていた。今回の提携で、自営の方々、26.000人ほどが、契約打ち切りになったらしい。
まあ、捨てる神あれば拾う神ありで、ブラジルの川の方へ向うらしい。
まあ、自分のような弱小消費者にはどうでもいい。
■「歌わないキビタキ」(梨木香歩著、毎日新聞出版、2023年)を読む。(その1)
「~きちんと家事をしていた日常の時代が過ぎて、いろいろ不如意になる時代が来たというだけの話なのである。」
「私が私でなくなる。こんな残酷な病気ってある?」
「~生態系のバランスを崩すのはいつも人間のほうだったのだ。」
「図鑑で知っていても、実物を見たことがなかった動植物に初めて会えたときの喜びは、心に小さな火が灯ったように何ものにも替え難く、浮き立つものだ。」
「~人間さえいなかったら、どれだけ多くの動植物が絶滅せずにすんだだろうか~」
「恐ろしいのは、“思いつき”が、功を奏しそうもないとわかっても、そのまま続行し続ける機能不全の命令系統である。」
「蚊取り線香というのはすごい発明だ。」
「全世界的に昆虫が少なくなっている。」
「絶望を通り越すと人間は開き直るものなのか~」
「自分が大きくなるときに誰に遠慮があるものか。妬みひがみは蹴散らしていけ」
「――精神状態というのは、体の状況に簡単に左右させられるものだとしみじみと思い知った。」
「~何とかやっていけそうな気がしたし、また、やっていけなくてもいいような気もした。」
「心臓が痛む~それは長く、しくしくとクチクと痛むのだった。」
「~これだけ頑張ってくれているのだから、もう止まっても文句はいうまい。」
「穏やかで、すべてを受け入れる境地。」
「闘病~次から次へと内側から湧いてくる副作用という攻撃に、抗うこともできずただ受け身でいるだけなのに、“闘”う、とは。」