富山を築いた偉人220人展

■富山を築いた偉人220人展
 県民会館で展示会をやっていた。本来こういう美化した展示会は敬遠する
のだが、協賛会社にカタカナ5文字の知っている会社があったことから覗いて
見た。受付で頼んでもいないのに検定問題集を出される。思ったより多くの人
が集まっている。全員この問題を解くことに集中している。大半は、展示会の
説明書きを読めば解けるというか、説明書きの中に回答があるといった問題で
あるが、2問解けない問題があった。昔の紫色の百円札の裏に描かれたものは
何か、不○越のNA○HIの由来である。説明書きには書いてないので皆苦労
していた。これでは、いやでも全部読まなくてはならない。主催者の工夫に感
心させられる。全問正解社の中から抽選で何か当たるようであるが、読まなか
った。胸像や写真もあった。時間つぶしにはいい企画であったと思う。

■「貧乏という生き方」(川上卓也著、WAVE出版、2010年)を読む。
 十数ページ読んで気が付いた。前に読んだ本と同じ内容である。こういう失敗は過去に幾度となく繰り返している。こういうことが無いように新刊を選んでいるのだが・・・。
 この本はもともと「貧乏真髄」というタイトルで刊行された。自分はその本
を読んだ。
 しかし、この本に少し増やしてタイトルを変更して再度出版されたというこ
とであった。
 サギに遭ったようで放り出してしまった。実家の本棚には同じ本が2組以上
ある。単行本で購入し、数年後文庫本でも購入するというケースである。
 要するに、嗜好は年齢とともに変化しないということなのだろう。