風邪気味

■「無駄学」(西成活裕著、新潮社、2009年)を読む。
 いちばん驚いたことは、無駄の対策は直感によるところが多いと主張されている点である。自分も同じように考えていた。現状分析だの5ゲン主義だの何々法などは無意味だと考えていた時期があった。有効な対策は直感から得られるということを知って自信をもった。では、その直感はどうして養えるかは、日頃の訓練であろう。一見無駄と思える知識の習得、自分の考えを持つことでなないか。同じ事象に出会った時に、どう対処するかを見ると、その人の大きさが分かる。最近このような人にはめったにお目にかかれていない。本の中にたまに現れる。
 また、この人のように○○学といって自分の研究テーマを学問の領域まで上げることを学んだ。自分の研究テーマは何か。これから整理していきたい。一生追い続けることができるテーマがいいなあ。もう数年かかるだろうか。その時が修士課程に行く時である。
自分の研究テーマにあった指導機関を見つけるという、これまでと逆の発想を考えている。

 今週から冬用のユニフォームを着た。しかし、体を動かしていると汗ばんで
くる。代謝がよいのか、水分を取り過ぎるのか汗ばんでくる。そこで、上着
とり、夏服で通した。時折雨が降って比較的寒い日であった。
 帰り際、大きなくしゃみ3連発、帰ってから軽い頭痛。典型的な風邪の症状
である。鼻水はまだでないので軽いと自己診断してゆっくり休養することにした。