夕飯がない

「定年オヤジのしつけ方」(小川有里著、講談社、2007年)を読む。
 定年後の生活について、妻の側から見たハウツーの一種とエッセイである。正直自分には関係ない内容である。定年後に一日中、テレビ、新聞、本を読んで家にいることはない。それどころか、夜明けとともに外出して、夕方帰宅する生活になると考えている。
 泊りがけも何日もあるだろう。しかし、これは少数派のようだ。現在でもこの本に書かれてある内容の一部は実行している。自然にこうなった。

夕飯がない
 毎週月曜日は、家人は休みである。しかし、今日が祭日だとは気がつかなく
帰ると通勤用の車がない。家に入ると子供から、お母さんは残業と言われる。
と、同時に夕飯を催促される。着替えもせず、自転車で近所のスーパーまで
惣菜と冷食を買いに出る。お茶も沸かさなければならない。
 冷凍のスパゲッティーをチンしたが、一部冷たい部分があり、失敗であった。
やはりお湯が一番である。