びしょぬれ

「『無駄な抵抗はよせ』はよせ」(日垣 隆著、ワック、2009年)を読む。
 この本はマスコミなどに登場しない、すごい人との対談を書籍化してあった。自分もすごい人は普通の生活をしてどこにでもいると考えていた。怪我で諦めていた脳が再生した話、60歳を越えているのに20代の体を保持している現役パイロットの話、50kg痩せた人の話、など面白かった。
 著者が言いたかったことは、こまかな行動でも長く続ければ効果があるということだろう。年齢など関係ないという結論である。

びしょぬれ
 会社から出るころは、嵐であった。歩いて30分間で、ズボンのヒザ下から
靴の中までずぶ濡れになった。家に着くとちょうど風呂が沸いていたので冷えた
体を温めることができた。
 最近、目が悪くなっている。視力はある年齢になると進まないと何かの本で
読んだ記憶があるので心配はしていなかったが、どうも自分の場合はそうでは
無いらしい。マックドのドライブスルーでクーポン番号を言おうとクーポンを
見たが番号が読めない。少し離してやっと確認できた。近眼から遠視になった
のだろうか。そうか!これが老眼というやつか。
 また、本を読んでいるとすぐ眠くなる。そのうちに座ったまま昏睡状態かと
思うほど金縛りに近い状態になる。このままこの世とサヨナラかと思う瞬間で
ある。意識ははっきりしているが、体が動かない。きっと、何かの病気だ。
 さらに、眼の中を小さな光が通過していく。すぐ眠くなる。しばらくは、本
を読むペースを落とそうと考えている。