ストレス

「お天気おじさんへの道」(泉麻人著、講談社、2006年)を読む。
  小学生のころのことは、忘却の彼方ではあるが、不思議と明確に覚えていることがある。きっかけは忘れたのだが、ラジオ放送を聞きながら天気図を描いていたことである。
1年以上はやっていた記憶がある。今でも「〜石垣島、北北東の風、風力3〜」などと思いだす。山登りでは、気象の知識が不可欠である。小学校のころから山登りの準備をしていたのかと、偶然なのだがその巡りあわせに驚いている。
気象庁から送られてくる分厚い白地図帳に等高線ではなく等圧線や天気記号を描いていく。
中学の理科の試験で天気図の問題が出てそれが満点で、先生でも取れないとクラス中で誉めてもらったことがある。
 山登り関係にも気象の本はあり、数冊読んだが身に着いているとまでは言えない。
 今度は、著者のように気象予報士の試験を受けてみようかと考えている。試験に受かることが目的ではなく、気象全般の知識を身につけるのが目的である。ただ、意思が弱いので試験があれば目的ができて途中挫折しないですむだろうなあ。

 今朝、指先が冷たくなっていることに気がついた。ストレス第一段階である。
思い当たることは何もない。少なくとも顕在意識での話である。しかし、潜在意識で感じ取って警告を出しているのだろうと思う。直感。サイン。これを感じる
ようになれば達人である。しかし、未熟者ゆえ自分前を通り過ぎても分からずじまいである。
 若いころ過酷なソフト業界でも「お前は絶対胃をやられない」と言われた。
会社は変わっても「お前は絶対ストレスにかからない」と言われた。最近では
「あんた、ダラけ」でと言われることがある。同じ意味であろうか・・・・。
 自分のような繊細(?)な人間に対し、周りの評価はこんなもんだ。これでもストレスで4回ほど病院に行っていることを思い出した。医者とも口論した。医者いわく「物理的には健康です」と。ILOの健康の定義でも教えてやりたいと思った。