■「教科書になかった登山術」（山岸尚将著、東京新聞、２０１０年）を読む。
岩登りの専門書であった。どのジャンルにも専門書というものがある。自分には高度過ぎた。ロープワークについては、手元のロープでナインロックを試した。ロープ一つとっても、結び方に及ばず、材質や太さなど高度な専門知識が求められる。まあ、ロッククライミングはやるつもりはないので（実際、やれないので）最後は流し読みになったが、結構ためになることが書いてあった。もう少し、技量を積んでから機会があれば再読したい。
ネットを経由して北海道のｓａｋａｇさんにメールを出したおかげで相互
リンクしてもらい、そのリンク先から新しい人のホームページをたどったら
驚いた。（↓）
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/h-nebashi/index.htm
いままで、１５００以上の山の登った人を知っているが、この方はこれ以上
である。癌を克服した姿勢に感動が収まりきれない。思い切って、メールを
出したら返事をいただいた。長野県なので富山にもよく来るとか。どこかで
会えればいいですねで締めてあった。よし、とさっそくプライベート用の名刺
を２０枚作った。山小屋や登山中に会った人に渡すためである。肩書きなど
不要である。また、楽しみが増えてしまったようだ。
