読みたい本

「定年力」(多湖 輝著、新講社、2007年)を読む。
 まあ、無難な内容であった。頭の体操の著者でもあったので、もう少し奇をてらっているのかと思った。それにしても、自分が思い描いている姿とは違う。奇麗事の集大成にも思える。1年もたてばネタ切れしそうだと感じた。その点、山はいい。一生かかってもまだ満足しないであろう。今の段階(2010年11月時点)では、本格的に山をやるかどうか迷っている。しかし、だんだんその方に向いていることが直感で分かる。

読みたい本
 ネットサーフィン(今もこういうのかな?)をしていると書評にぶつかった。
最近、書店へ行っても読みたい本がなかなかない。年間8万点も出版されているのだから1000冊ほどは自分の好みに合いそうな本があってもいいのではないか。と思いながら画面を見ていると、あった。「新 単独行」「孤舟」である。
ともに出たばかりである。加藤文太郎の単独行はすでに読んでおり、彼をモデルにした、新田次郎孤高の人も読んで感激した記憶がある。今回は山岳雑誌に連載されており、別の人が書いている。「孤舟」は渡部淳一氏の作品である。定年後の話がテーマらしい。さっそく、図書館で予約しようとしたら、10冊枠がフルでこれ以上の予約が出来ない。2冊届いているので明日借りに行った後で予約しよう。一番早い予約で4人待ちである。最大2カ月となる。1年も待った本があった。いずれにしてもお金を出してまで読む本は少ない。