登山人口

電子書籍元年」(田代真人著、インプレスジャパン、2010年)を読む。
 自分の目的とする自主出版のことが詳しく解説してあった。もう数年様子を見ておこうと思う。やっぱり、電子化の流れは止まらないという主張であった。自分のように紙の書物にこだわる人間はだんだんと社会から排除されていくのだなあ。なにせ、ナビは今世紀最低の発明と思っている。人間は便利さと引き換えに退化を選んだのか、と感じている。自動車も携帯電話も同じようなものだ。しかし、こんなことを表だって言うことはしない。

登山人口
 昔25年前にお世話になった会社の会長が亡くなった。朝、家を出た時まではお通夜にでるつもりでいた。しかし、行かなかった。直感である。登山人口が1200万人というのを見た記憶がある。近所にも山歩きが好きな人がいたのにはびっくりした。会社の人も同じ経験をしたという、隣の人と話していたら、百名山を88座まで登ったということで、驚いたということ。自分はそれを聞いてさらに驚いた。山歩きは自分と対峙することも多く、大ぴらに言わないのでわからないのだろう。そろそろ、今年の十大ニュースなるものがでる。いくつ分かるかが面白い。半分は知っていたい。