ルーツ

■「千円札は拾うな」(安田佳生著、サンマーク出版、2008年)を読む。
 昔、新聞などで紹介されていた本である。たまたま眼にとまったので読んでみた。
 『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』(アインシュタイン)、成長とは『自分を捨てる勇気』が印象に残った。
 内容は、いままで世の中で通説とされていることの反対のことをもっともらしく説いている。旨くいっているから言えるのだろうが、18冊も刷ってあることから多くの人がよんだに違いない。自分だったら千円札が落ちていたら、100%拾う。

■ルーツ
 昔〜し、自分の家系図などを作りながらルーツをたどることが流行っていた。
今でも専門家に頼めば可能らしい。最近、面白い本がなく。できれば本など読まないで過ごせたらもう少し世間の情勢にも長けるのになあと思いながら、そんなこと何になるとも思う。テレビはなおひどい。スポーツ位は見るだろうと言われたことがあったが、野球(プロ、高校)、サッカー、相撲、ゴルフは好きではないと答えたところ、会話が途切れてしまった。そんなものに時間を使うよりは面白くない本を読んでいた方がましだ。夏目漱石森鴎外などに食指が動く。これが自分のルーツなのかと思う。