冬の稲妻

■「日本の空をみつめて」(倉嶋 厚著、岩波書店、2009年)を読む。
 気象関係の方である。定年後NHKの気象予報をされていたそうである。この本は毎回のエッセイをまとめたものだが、古今東西の俳句やら気象用語やらが多く勉強になる。どのような分野であれ一つのことを深堀していくと多くの事柄を蓄えなければならないということを実証された。二十四気に興味が湧いた。この中で、人生の小春日和というのがあったが、感慨深いのでちょくちょく使わせてもらおうと思う。勤めながら博士号の学位を取ったというのがジ〜ンと来ている。
 気候という言葉が、二十四気、七十二候からきたものだとは初めて知った。著者のいう辞書遊びでもしようか。まったくよい人生を送ってこられたと思って読み進んでいると、妻をがんで亡くした時にはウツ病にかかり、自殺しようとしたと書かれてあり驚いた。
 今の自分も人生の小春日和であろうか。

■冬の稲妻
 「♪♪あなたは 稲妻のように〜」で始まる歌は昔はカラオケでよく歌ったものだ。さっきから、雷がひどい。今いる書斎(?)は、一番北側の角に位置しており窓が北側と西側にあるので天候がよくわかる。また、光った。
 今日のアクセスカウントは130も増えていた。ポータルサイトへのアドレスを下に付けたためであろう。ベージビューも同じくらい増えていた。ということは、100人位の方に見ていただいていることになる。気合いが入るなあ。
 最近トレーニングを怠けているので、知っている人から12月5日で止まっていると催促を受けている。う〜ん。正月の初詣で40kmほど歩かなきゃいけないので今月は休息ということにしたい。初登山は絶望的な天気予報である。登山を長く続けるために必要なことの一つに「諦めること」があると信じている。

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