なんか疲れる

■「しがみつかない死に方」(香山リカ著、角川書店、2010年)を読む。
 トレンドなテーマである。NHKが無縁社会を放映したり、30代の有名タレントが孤独死したりしている。本の中で数千冊の本に埋もれたまま孤独死された30代女性の記事が紹介されていた。死因は不明とのことだが、圧死ということになれば本も凶器になるか。
 しかし、思い通りに死ぬってのは難しいなあ。人生最大のイベントということが分かる。
この本を選んだ目的の一つに来年から毎年正月休みに「エンディングノート」を作ろうと考えていたためである。市販のは800円程度で売っており一大ジャンルを成しているという。もちろん、市販品を買うつもりはない。毎年書き連ねて行けば自分史にもつながろう。

■なんか疲れる
 帰宅後、ファンヒーターの前で眠ってしまった。まるで息を引き取るように。
さきほど、起きて年賀状を作り(というか、印刷して)郵便局まで行ってきたところだ。今日で仕事納め。短い休みがあり、年始になる。寒い寒いと思っていると春になり、今年の夏は酷暑だなあ、と思い始めると短い秋があり年末を迎える。最近このサイクルが早く感じるようになった。今日はこのまま眠ろう。