しば漬

■朝からゲリは絶好調であった。2日半間で口に入れたものは白がゆ一袋のみである。こういう状態だと本も読めず、何事も力が入らない。何かを食べなければならないと思うが、食欲がない。あれほど好きだった。コーヒーもラーメンも食べたいという気にならない。強いて言えば、おかゆが食べたかった。横浜の中華街では朝早くから中華がゆが食べれる。ここではどうかと頭の中のデータベースを検索したが、中華がゆはフェリオ6Fの南国○家、普通のおかゆならホテルの朝食バイキングと結果が出た。時刻は9時になろうとしていた。ホテルは無理だ。フェリオへ行こうと思ったが、たかだた800円位の食事に駐車料金300円を払うのは不合理である。また、駐車料金を浮かそうと必要性の少ない物を買うのも馬鹿らしい。歩こうと思うが、外は吹雪でとても病んでいる体では行きたくない。そうだガストがあったと思い、近くのガストに行ってみるとなぜかステーキガストに看板が変わっており、別のホームセンター近くのガストに入った。ところが、おかゆやぞうすいは朝食メニューからは無くなっていた。ようし豪勢にフランス料理と気張った。フレンチトーストだけれども。昼はおかゆにしようとスーパーでレトルトを3袋買ってきた。付け合わせは、なぜかしば漬でなければならない。飽きるのでコンブの佃煮も買ってきた。病人にはフルーツが必要となんだかんだで2000円近くになった。フェリオに行った方が安かった。
 夕方になってだいぶ回復してきたので、7−11でおでんを7品買ってあつあつを食べた。これが食べられれば大丈夫だ。明日は、普通食にしよう。