温かい風が吹いた

■「少々オカシクないですか?」(富田和彦著、鉄人社、2008年)を読む。
 著者の視点は評価できる。自分も同じようなことを考えている時がある。しかし、ここまで取材しようとは思わない。フリーライターの強みか。終身刑はなぜ無いかなど、何項目か溜飲が下がる章もあり面白い本に入るだろう。

■温かい風が吹いた
 徒歩通勤者にとって最大の敵は雨でも雪でもなく風である。今日のように雨風が一番都合が悪い。なんたって傘がさせない。正確に書くと傘はさせるがすぐにこわれてしまうのでもったいなくてさせない、となる。結果、ずぶ濡れになって帰宅することになる。まだ、2月中旬である。春一番のような温かい風が吹いていた。口からは「もうすぐ は〜るですねえ」が出てくる。山がきれいだった。今年の山行は何月からだろうか、と考えていた時期があった。1月から12月まで登るようになってそんなことも考えなくなった。今年は、何座か予定が決まっており、昨年以上の成果を出したいと考えているが、天候次第である。