スプーン

■スプーン
 昨日から体調が思わしくなく山行は中止した。6時に目覚め新聞をちょっと見て二度寝をする。9時過ぎに起きる。大分良くなった。外は最高の天気である。こんな日は良い眺望が得られるのにと思っていたら、予約本が届いていることを思い出し駅前の図書館に行くことにした。車でである。駅前まで車で行くようになったら終わりだと思っていたが、今日が終わりの日か。いや、意地を張らずに体調の悪い日位は車でもいいではないか。明日もいい天気だ。
 こんな日は栄養のあるものを食べて休養するのがいいと決め込んだ。レストランで昼食をとることにした。贅沢である。しかし、お金には代えておられない。ガ○トというファミレスに入った。何年ぶりだろうか。メニューを選ぶのが煩わしく最初に写っている写真のハンバーグとライス、サラダ、スープ、ドリンクバーと全て注文した。ファミレスを利用しなくなったのは、味や値段のせいではなくそのうるささであった。今日もほぼ満席で騒がしかった。さて、ドリンクを採りにいくと、スープコーナーがありついでに注ぎ2つのカップを持って席に付いた。しばらくして、スープが来た。「アレツ!」どうも、ご自由に召し上がれないスープを持ってきたらしい。「別料金でいいですよ」と太っ腹なところを見せた。メイン料理とサラダ、ライスが届いたが。ナイフ、フォークが届いてない。ここでまた、意地悪くサイレントクレーマーになり、手を付けずにお金を払って出てこようと思ったが、何回も前を通っているのでその内気が付く可能性が高い。そうすると「すいません」という何の得にもならない言葉と引き換えに冷えた食事をしなければならない。スープスプーン1本で食べることにした。幸いハンバーグは良く切れ、ライスも違和感(?)なく食べることができた。サラダは工夫が必要であったが、食べれないことはなかった。まあ、こっちもスープを間違って飲んだ手前お合い子ということにした。